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声優養成所

声優養成所の掛け持ちって実際どう?本当のところを徹底検証!

「週に1回しかレッスンが無いなんて、少ない。もっとレッスン回数を増やしたい」

「他の人よりも早くスキルを獲得し、注目されたい」

 

こんな風に思い、声優養成所の掛け持ちを検討されている方も、多いのではないでしょうか?

そこで生まれるのが、

「けど、そもそも声優養成所の掛け持ちって大丈夫なのだろうか?」

という疑問。

 

本記事では、

・声優養成所の掛け持ちは問題ないかどうか

・掛け持ちで考えられるリスク

について、解説していきます。

 

早速見ていきましょう!

 

声優養成所の掛け持ちは問題ない?

声優養成所の掛け持ちは、先ほどもお伝えしたように、規約にNGであると明記されていなければ問題ありません

 

養成所にもよるのですが、

外部でのオーディションを受けることが禁止されていたり、

はっきりと「掛け持ちNG」と規約に明記されている場合以外は、

ルール上は問題ないと言えます。

 

ただし、養成所の掛け持ちにより、声優への道が遠のいてしまうことが考えられますので

慎重に検討する必要があります。

 

というのも、養成所を掛け持ちしてしまうと、幾つかのリスクが生じてしまう可能性があるからなのです。

 

掛け持ちがあまりオススメできない理由とは?

全てが中途半端になってしまう

オススメできない理由として、第一にあげられるのは、「どちらも中途半端になってしまう」からです。

 

レッスンは、ただ通えば良いというものではありません。

声優に限らず、何事においても日頃の復習・不断の努力により、はじめて結果が出るというもの。

 

例えば、学習塾にしたってそうです。

ただ黙って授業を受けてさえいれば、良い成績が保証される、というわけではありませんよね。

塾から帰宅後、習ったことを復習・反復し、自分のものにして、はじめて「身についた」と呼べるのです。

 

声優のレッスンも同じ。

レッスン後、自分で何度も繰り返し練習し、教えてもらったことを自力で体現できるようにならなければ、意味がありません。

 

また、レッスンはその日で終わりではなく、必ず何らかの課題が出ますよね。

つまり、レッスンが終わった後も自分で何度も反復し、スキル向上を目指し継続して努力する必要があります。

 

もし、養成所を掛け持ちしていたらどうでしょうか。

レッスン時間が倍になるということは、復習・練習しなければならない時間も倍になるということ。

常に何かに追われ、生活にも精神的にも常に追い詰められた状況になってしまうことは、想像に難くありませんね。

 

「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがあるように、

2つの養成所両方で成果を上げようとすると、どちらもうまくいかなくなってしまいます。

 

決して安くないレッスン費用を払っているのですから、

養成所は一つに絞り、投資に見合う分のリターンを上げることに専念した方が賢明かもしれません。

アドバイスが混ざってしまう

もっといえば、双方のスクールで講師の指導法が異なっている場合。

 

例えば、養成所Aの講師は「○○をもっとこうしろ」

と言っていたのに対し、

養成所Bの講師は「○○はしなくていい」

と言われたとしたら。

どちらのアドバイスを聞けば良いのか分からなくなり、混乱してしまいますよね。

 

もちろん、経験豊富な講師たちは、ただ最大限生徒を伸ばそうとしていることに変わりありません。

ただ、講師それぞれでやり方が異なっているので、

生徒への指示内容も、講師によって変わってきてしまうのです。

 

講師の元で、最速で成長するためには、

養成所は絞り、そこに選択と集中をした方が声優への道は近づくのではないでしょうか。

講師からの評価が下がる

これは1の延長ですが、

どちらも中途半端になってしまい、最低限言われたことすらも出来てないようであれば、

講師から

「やる気のない人」

「学習意欲のない人」

という印象を持たれかねません。

 

また、睡眠時間を削り毎晩深夜遅くまで練習に励んだ結果、

日頃の疲れから日中のレッスン中に居眠りをする、なんて事態があれば、評価は最悪。

 

講師は、日頃のレッスン態度や意欲など、総合的に生徒を評価し、

場合によってはヘッドハンティングなどもしています。

 

ですので、もしこんな調子であれば、声優への道はますます遠くなってしまいます。

 

まさしく、本末転倒ですね。

このような事態に陥らないためにも、養成所は一つに絞り、

無理のないスケジュールにした方が良いでしょう。

量より質という世界でもない

また、声優になるためのレッスンは、量をこなせば良い、というものではありません。

もちろん、量をこなすことも大切ですが、それ以上に大切なのは質です。

 

ただ闇雲にレッスンを受けたり、がむしゃらに復習したりしても、

その方向性が正しいものではない場合、あるいは居眠りなどで本来の質が失われてしまっている場合には、

まるで意味がなくなってしまいます。

 

例えば、ランナーを例にとって考えると、

走るフォームがまるで間違っているのに、ひたすらそのまま回数を重ねたところで、

いつまでたってもスキルは向上しないですよね。

 

徒労に終わりたくなければ、まずは基礎をしっかり固めることに注力しましょう。

そうすれば、自ずと自信もつきますし、その先の展望も開けるようになるはずです。

 

どうしても掛け持ちをしたい方へ

とはいえ、

「自分は何が何でも掛け持ちをしたい」

「自分の限界にチャレンジしたい」

という方も、中にはいらっしゃるかもしれませんね。

 

そんな方は、

・なぜ掛け持ちをしなければいけないのか?

・掛け持ちで得たいこと・スキル

・掛け持ちをすることによるメリット・デメリット

 

について改めて書き出し、

一度考えを整理してみることをオススメします。

 

文字にすることで、自分の中にわだかまっていた思いについて再確認することが出来ますし、

客観的な判断もしやすくなります。

 

例えば、 "掛け持ちで得たいこと" について書き出した結果、 "演技力" に行き着いた場合。

 

残念ですが、

「基礎すら身についていないのに、応用の演技力を求めるなど場違い」

であるということに気づくかもしれませんし、

演技力であれば、

まずはインプットで自分の中にある感性を高めてからアウトプットの方法を学ぶのでも、決して遅くないはずです。

 

それでもなお、どうしても掛け持ちをしたいという方は、

まずは今通っているレッスンコースを、区切りの良いところまで終わらせてからにしましょう。

 

これから養成所に入所するという場合には、

様々な意見を比較し、慎重に検討するようにしましょう。

 

本記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

養成所の掛け持ちについて、想定されるリスク、及びどうしても掛け持ちしたい場合の方法についてご紹介しました。

 

<本記事のまとめ>

・養成所の掛け持ちは、規約上で禁止されていなければ問題はない。

・掛け持ちすると、全てが中途半端になってしまったり、講師からのアドバイスが混ざり混乱してしまったり、評価が下がってしまったりする可能性がある。

・大切なのは、量より質

・それでもどうしても掛け持ちしたい人は、その理由について、改めて深掘り、慎重に検討すべき

 

繰り返しにはなりますが、養成の掛け持ちは、本来する必要のないこと。

なぜそこまでしたいのか、そこで何を得たいのかについて、きちんとした理由と根拠を持つようにしましょう。

-声優養成所

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