スターダストプロモーションといえば、あの北川景子さんや山崎賢人さん、小松菜奈さん。
そしてアイドルのももいろクローバーZや超特急など、著名な芸能人・タレントを多数輩出している大手事務所。
憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
今回のオーディションでは「全員面接」、つまり書類審査なしで、いきなり面接に臨むことができるようです。
芸能界に憧れている全員にチャンスがあることはもちろん、特に自己PRを書くことが苦手な方や、写真写りがあまり良くなくて悩んでいた方にとっては、自分の思いを面接官に直接アピールできるまたとないチャンスですね。
とはいえ、気になってくるのが倍率や面接の内容。
「どのくらいの人数が応募するのだろう」
「面接はどのような内容なのか」
そんなあなたに、最新のまとめ情報をお届けします。
「スター オーディション」 とは?
1979年創立、今年2019年で40周年を迎えた大手芸能事務所「スターダストプロモーション」によって現在開催されているのが、「第1回 スター オーディション」と呼ばれるオーディション。
一般的なオーディションではまず書類選考があるので、面接まで漕ぎつくことは至難の技ですが、今回のオーディションでは応募者全員に面接の機会が与えられているのが特徴。
なので書類に自信の無い方でも、面接官にやる気を直接アピールできる、というのが大きな特徴となっています。
また、オーディション参加条件もたった2つだけ。
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- ジャンル:俳優・女優・モデル
- 年齢:10〜22歳(未成年は保護者の同意が必要)
性別も不問ですので、年齢が上記の枠内で、かつ女優や俳優を目指す方であれば、ほぼ全員に参加条件があると言えます。
「新たなスターの原石である皆さんが、本気でエンターテイメントの世界を目指すとき、初めてチャレンジしていただくコンテストとして新たな歴史を築いていきます」
と事務所自ら発表しているように、門戸を広く開放し、見込みのある新人を少しでも多く発掘することが狙いとしてあるのかもしれません。
オーディションの倍率
そもそも応募総数を発表しない芸能事務所がほとんどですので、今回のスターオーディションへどれほどの人数が応募しているのか、正確な数字はわかりません。
ですが、少なくとも「数千倍以上」であることは確かです。
参考に、スターダストプロモーションが2016年に開催した「第1回女優オーディション」の倍率、そして業界で最も名の知られた存在、ホリプロが毎年手がけている「ホリプロTSC(タレントスカウトキャラバン)」2017年の倍率を見てみましょう。
2016年開催 スターダスト芸能1部『第1回女優オーディション』の倍率
2016年に開催された、スターダストプロモーション主催「第1回女優オーディション」を例にとってみましょう。
上記記事にあるように、応募総数は7,092通、合格したのは坂咲実杏さんと角村響さんのたった2名でした。
単純計算すると、倍率は3,546倍。
かなり厳しい数字であることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。
オーディションにおける評価は、当たり前ですが相対評価ではなく絶対評価。
つまり、"この応募総数に対して上位何%が合格ライン” というような、"合格率" は存在しません。
キラリと光る応募者がいなければ、その年に合格者は無し、ということだってあり得るのです。それゆえ、倍率は非常に厳しいものとなっています。
2017年開催 『ホリプロTSC(タレントスカウトキャラバン)』の倍率
ホリプロは近年女性限定のオーディションをやることが多かったのですが、2017年度は22年ぶりに男女混合で募集を募りました。
そのため前年に比べ応募が殺到し、応募総数は36,504通に。ものすごい数字ですよね。
この中からグランプリを勝ち取ったのが、定岡遊歩さんたった1人。
倍率は計算するまでもなく、36,504倍となります。
たまに「審査員特別賞」枠が出ることもあるので、その場合は合格者が2人になる分、倍率は幾らかは下がりますが、いずれにせよ非常に厳しい戦いであることは間違いありません。
このように、オーディションにおける一般的な倍率は「少なくとも数千倍以上」となってしまうのですが、今回の「第1回 スターオーディション」ではさらに「全員面接」をも認めているため、応募が殺到していることは想像に難くありませんね。
オーディションの内容
オーディション当日の流れ
当日会場でエントリーを済ませ、指定された時間が来たら、審査スペースへ移動します。
オーディションは、グループ面談形式。
1人につき「15秒」という非常に短い持ち時間を使って、順に自己PRとなります。
当日の流れ
1、オーディション当日、会場に赴く
2、受付でエントリーを済ませる
3、指定された時刻になったら、別会場にある審査スペースへ移動
4、待機列に並ぶ
5、数名ずつグループで案内される
6、スタッフへエントリーシートを渡す
7、1人あたりの持ち時間「15秒」を使って、順番に自己PR
(公式サイトより抜粋)
「15秒自己PR」が勝負!
一般的に、芸能事務所等のオーディションで応募者に与えられる持ち時間は、長くて30秒程度。
つまり「15秒」というのは、別に短すぎでもなんでもないのです。
これが、芸能界という世界です。
たった一瞬で、相手(受取手)に自分のことを印象付けなければならないのですから、この15秒という数字は当然と言えば当然なのかもしれません。
もしあなたがスターオーディション に応募を考えているのであれば、「自分の個性を前面に出すこと」だけに的を絞りましょう。
15秒という極僅かな時間で、自分のことを知ってもらうことは不可能です。おそらく、何分時間があっても足りないでしょう。
だからこそ発想を変え、自分の"全て"を伝えようとするのではなく自分の"個性"を際立たせると、審査員の目に止まるやすくなるかもしれませんよ。
面接官に含まれる服装・メイクとは?
オーディションの時の服装・メイクの鉄則は、"普段の様子がわかるナチュラルなもの"。
面接官は、自然体のあなたが見たいわけですので、華美過ぎてもNGです。
服装であれば、ナチュラルであることに加え、ルックスもやはり見られますので、ラインがわかるものが良いでしょう。例えば、Tシャツにスキニージーンズなどは脚のラインがはっきり見えるので、オーディションの鉄板とも言えます。
また、メイクはナチュラルメイクが基本。すっぴんで行く方も多いくらいです。
いずれにせよ、素顔のあなたが伝わる一番のコンディションで臨みましょう。
オーディションの応募方法
応募方法・開催日
書類による事前審査が無いので、オーディションに参加する方法も実にシンプル。
当日、会場に赴くだけです。受付でエントリーを済ませ、指定の時間になったら審査会場へ移動します。
なお、この「第1回スターオーディション」(2019年度開催)は、関東と関西で1日ずつ、合計2日間に渡って行われました。
来年以降も開催されるのかわかりませんが、オーディション名称に "第1回" と入っている以上、第2回もありそうな予感がしますね。その場合、2019年度の場合と同様、夏期期間中の7月下旬〜8月中旬に行われる可能性が高いかもしれません。
「第1回 スターオーディション」【関東会場】 |
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日時 |
2019年7月28日(日) |
場所 |
ラゾーナ川崎プラザ (神奈川県川崎市幸区堀川町72-1) |
詳細 |
「第1回 スターオーディション」【関西会場】 |
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日時 |
2019年8月11日(日) |
場所 |
ららぽーと EXPOCITY (大阪府吹田市千里万博公園2-1) |
詳細 |
また、本記事とは内容が逸れますが、スターダストプロモーション は「スターオーディション」の他にも、様々なオーディションを開催しているようです。
例えば「スターダスト新人募集」などは締め切りがなく、常に募集しているとのことです。こちらの年齢制限は6歳〜25歳とスターオーディション と比べて広めですので、こちらに応募してみるのもありかもしれませんね。
気になった方は、公式サイトをぜひチェックしてみてください。
参加が難しい場合は書類(WEB)選考も可能
また、「全員面接」以外にも、書類(WEB)選考に応募することも可能となっています。(最終締切:8月18日消印有効)
オーディション開催日、どうしても外せない予定が既に入ってしまっている場合や、会場が遠すぎて参加が厳しい場合は、通常のオーディションのように、書類選考から入るのもありかもしれません。
書類選考の場合は、自己PRの文章はもちろんですが、「写真」がほぼ全てを決めるといっても過言では無いでしょう。
写真は、少しでも相手の印象に残るような、魅力的な表情がポイントとなってきます。たとえ1枚の写真といえど、自分らしさが前面に溢れ出ており、"最高の1枚"であると自信を持って言える写真で臨みましょう。
ただし書類選考の場合、せっかく「全員面接」という機会が与えられているにも関わらず、面接官に会ってあなたの魅力を直接アピールするチャンスを、棒に振ってしまうことになります。
"「直接面接」でも「書類選考」でも、通る人は通る" という人もいるようですが、やはり「どうしても」という場合を除いて、なるべく調整して会場に赴き、「全員面接」で面接官に直接アピールしたいところですね。
スターダストオーディションで良くある疑問や知っておいた方が良いこと
最後にスターダストオーディションで良くある疑問、知っておいた方が良いことを3つ伝えておきます。
・ルックス重視の噂は本当?
・年齢で受かりやすさは変わる?
・ 事務所がほしい新人タレントの条件とは?
これを知っておけば、オーディションを受けるにあたって不安も解消されますし、何が求められているかがわかります。
必ず読んでおきましょう。
ルックス重視の噂は本当?
山崎賢人さんや本田翼さんなど、整った顔立ちやスタイルをしている人が多く所属している、スターダストプロモーション。
「ルックスを重視している」との噂を聞いたことがある方も、多いかもしれませんね。
結論から言ってしまえば、ハッキリしたことは分かりません。
事務所などが公式に発表しているわけでもないので、そこまで気にしすぎることもないかと思いますが、やはり"芸能事務所"という立場上、スターダストプロモーション に限らず、 一定以上のルックスは求められると思っていた方が良いでしょう。
年齢で受かりやすさは変わる?
年齢制限は10〜22歳と、比較的若い年齢の人にも参加権が認められている、このオーディション。
数値だけ見ると、
「22歳ギリギリだけど大丈夫だろうか」
「若い人の方が受かりやすいのではないか」
など、心配になる方もいるかもしれません。
聞くところによると、中学生以下の若い人を多くとる事務所も確かにあることにはあるようですが、明確な根拠があるわけではありません。
それに、もし仮に事務所の方針で "若い人を積極的にとりたい" というのであれば、初めからもっと若い人中心に年齢制限をかけ、絞り込んでいるはずです。
もちろん、状況や事務所によっても傾向は異なりますのではっきりした事は分かりませんが、年齢を気にして悩むぐらいであれば、まずは行動してみる、応募してみることの方が、大切かもしれませんね。
事務所がほしい新人タレントの条件とは?
条件は、たった一つ。
「思わず目を見張ってしまうような、強い個性があるか」
端的に言ってしまえば、これに尽きるのです。
芸能事務所に所属するということ。
それは、画面の中、あるいは紙面の中でお仕事をする、ということになります。
もっと分かりやすくいうと、画面や紙面の中から、受け取り手である私たち読者に情報を発信するお仕事です。
ここで、事務所側の立場にたって、考えてみましょう。
事務所にとって、所属タレントが出演した番組や紙面が売れてもらわなくては、困りますよね。
タレントへの教育費用に対し売上が伸びなければ、採算が取れず赤字となってしまいますから。
では、番組や紙面が売れるためにはどうすればいいのでしょうか。
"読者の心に訴えかける、強い魅力を持った人材" を採用すればいいのです。
"強い魅力を持った人材"、つまり、魅力的なルックスであったり、類稀な才能・スキルを有していたり。
その人を見た途端、誰しもが "思わず目を見張ってしまうような、強い個性を持った人材" となってくるのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ここまで、オーディションの倍率や内容、応募方法についてご紹介してきました。
おさらいすると、
本記事のまとめ
- 「スターオーディション」は、応募者全員に面接の機会が与えられている「全員面接」が特徴
- ジャンルや俳優・女優・モデル、年齢は10〜22歳まで
- 倍率や応募総数の正確な数字は不明だが、数千倍以上であることは確か
- 2019年度の日程は、関東は7月28日、関西は8月11日
となります。
スターオーディション に限らず、どのオーディションも数千倍以上であることは確かです。
面接に通ることはかなり難しいですが、まずは駄目元でも応募してみましょう。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです!