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オーディション必勝法

【実例あり】アイドルオーディションで受かる写真の撮り方と服装

「絶対、今度のアイドルオーディションで合格するんだ!」

受けるからには絶対に受かりたいオーディション。
でも、選考で提出する写真はどんなものが良いのか、気になりますよね。

一枚の写真を撮るだけでも、服装やポーズ、自分で撮るのか他の人に撮ってもらうのか、様々なことを気にしてしまいます。
なんたって、一番最初に見てもらうジブンを決定づける一枚ですから、当然です。
第一印象を決めると言っても過言ではない、大事な一枚ですからね。

それでは、気になるオーディションで好印象が期待できる写真の撮り方と服装を一緒に見ていきましょう。

 

撮影に臨む前の心構え

相手を誤魔化そうとしてはいけません

まず、撮り方についてあれこれ話す前に、一番大事なことを言います。
それは、

ありのままの自分を見せる

ということです。

オーディションは書類選考だけではありません。
書類選考の次には面接があります。

「書類選考を突破するために自分をよく見せたい!」

そう思って、自分をすごく良く見せる写真を提出したとします。

わかります。自分を良く見せたいと思うのは当然です。
でも、それで書類選考を突破したとしても、その後には面接があるわけです。

写真の印象と実際の印象、あまりにも違っていたら審査員はどう思うでしょうか?

思ってたのと違う、全然ダメじゃん。

そんな印象を抱かれては本末転倒です。
気持ちを上向きに上げた後、落とされてしまう人の気持ちを想像してみましょう。

裏切られた」と、そう感じてしまうと思いませんか?

ですから、過度に自分を良く見せようと誤魔化す必要なんてありません

相手が知りたいのは、あなたそのものなのですから。

具体的なNGポイント

  • 黒目を大きくするコンタクト
  • カラーコンタクト
  • 他の人と映っている写真
  • 「加工した」とわかる写真
  • 厚化粧(「化粧した」とわかる化粧)

審査員はプロです。
少しでも不自然な点があればすぐに気づきます
誤魔化そうとしてはいけません。

プロはどう思ってる?

モーニング娘。をプロデュースした、アイドルプロデューサーでもあるつんく♂さんは、AbemaTIMESのインタビューで次のように答えています。

――顔合わせ時、つんく♂さんはメンバーの表情や歯並びをチェックしていました。やはりアイドルには表情や歯並びは欠かせないものなのでしょうか? 

つんく♂:我々スタッフ、ましてはプロデューサーに対して、嘘や偽りがあるようでは売り出しようもないんです。後々になって問題が出てきても困るし、それよりも女性にとって隠したい“ウイークポイント”が、実はその子の魅力だったというケースもある。

引用:AbemaTIMES

このように、アイドルをプロデュースする側の人間が求めているのは誠実さです。
というより、これは仕事をする上での一般的な認識でしょう。

私だって、一緒に仕事をする相手は誠実で、性格が良い相手の方が良いと思います。
自分が早く帰りたいからと他人に仕事を押し付けるような人や、他人がやった仕事をさも自分がやった仕事のように上司に報告し、気に入られようとする人と、少なくとも私は一緒に仕事をしたくありません。

アイドルも仕事ですから、嘘偽りなく、誠実であることが基本中の基本です。

それに、あなたが欠点だと思っていることが、実は誰かに刺さる魅力となるかもしれないわけですから、誤魔化そうとするのは損です。

でも、写真撮影は手を抜いてはいけません

「ありのままの自分を見せればOKなら、写真撮影には工夫も何も要らないんじゃない?」

いいえ、要ります

ただ写真を撮るだけで、果たして本当にありのままの自分を表現できるでしょうか。

ありのままの自分を表現しきれない

そうなってしまうでしょう。

なぜなら、写真で伝えられることは限られているからです。

考えてみましょう。
一瞬を切り抜いただけの写真と、実際に会った時とではどちらの方が相手に伝わる情報量が多いか。

言うまでもなく、後者です。
実際に相手と会うことになる面接では、相手と話し、相手の言葉に反応し、表情を変え、そうやってコミュニケーションを取ることができます。

しかし、写真ではコミュニケーションを取ることはできません
つまり、あなたの人間性も、雰囲気も、言葉遣いも、表現するのは難しいということです。
でも、それら全てを含めて「あなた自身」なのですから、何とかして、書類選考で少しでも多く伝えたいものです。

そうなると、写真撮影には何らかの工夫が要るということになります。
というわけで、ありのままの自分を表現する写真の撮り方を見ていきましょう。

 

ありのままの自分を表現する写真の撮り方 準備編

全身写真とバストアップ写真の2枚が必要

全身写真

バストアップ写真

引用:UNITED

書類審査に必要な全身写真とバストアップ写真です。
それぞれ、審査員が見るポイントが異なります。

全身写真

  • オーディションが求めている役割を果たせる頭身・体格かどうか
  • 全身のバランスは良いか

バストアップ写真

  • 表情、髪の色と質、肌の色と質はどうか
  • 雰囲気はどうか

加えて、審査員は大量の書類を審査しなければならないということに注意する必要があります。
要するに、審査員は書類を一枚一枚じっくり見ていられないということです。

では、どうすれば書類をしっかり見てもらえるかというと、見た一瞬で目に留まるかどうかです。

具体的には、目力を感じられるような写真が目に留まると考えられます。
「目と目が合う」という言葉もあるように、人が人を見る解きに注目するのは目です。
目と目が合った時に、そのまま見つめていたいと思えるような目であれば、文字通り「目に留まる」でしょう。

特にバストアップ写真では顔が大きく映るため、目力が大事になります。
覇気のある目をしつつも、不自然にならないように気を付けましょう。

服装はボディラインが出るものを

引用:dazzlin official BLOG

あなたの体格を見たい審査員にとっては、ボディラインが出る服装が好ましいと言えます。
だぼだぼの服で自分の体格を隠してしまうのはNGです。
薄手の生地でサイズの合う、身体の輪郭がわかる服装を選びましょう。

具体的には、腕が出ていて、脚が膝まで出ていて、腰回りの輪郭がわかる、ゆったりとしていない服装が良いと言えます。
春夏のコーディネート、膝上丈のミニスカートやハーフパンツがこれにあたります。

もし体格に自信がない場合、自分磨きをしたり、自分の体格でも大丈夫なオーディションを受けることが望ましいでしょう。
あくまで審査員が見たいのはボディーラインですから、それを隠すのはあり得ません
隠さずに済むように、自分自身(体格)を変えるか、環境(オーディション)を変えるか、どちらかを選びましょう。

服装の色はオーディションが求める雰囲気を演出する色を

元気、活発、清潔、純粋、クール。

オーディションが求めるアイドル像は様々です。
ですから、このアイドル像を表現できる色がベストと言えます。

人間は色を見て、イメージを浮かべます。
見る色が変われば、イメージが変わり、感じ方が変わり、印象が変わります。
つまり、オーディションのアイドル像と同じイメージを浮かばせる色を選ぶことが重要となります。

色のイメージと効果については下図の通りです。


引用:晃南印刷株式会社

選ぶ際には注意点もあります。
それは、派手な色を選ばないということです。

派手なものは、目には留まりやすいかもしれませんが、あなたそのものより服装の方が目立ってしまいます。
これでは、あなたらしさを伝えることができません。

要するに、原色に近い、色鮮やかなものを選ぶのではなく、彩度が抑えられた薄めの色の服装を選ぶのが良いということになります。

例えば、清潔・純粋を求めるオーディションであれば白系、活発を求めるオーディションであればクリーム色、のように選ぶと良いでしょう。

もし、求められているアイドル像がわからない場合は、いわゆるアイドルに求められている、明るさや純粋さを表現できる白系やクリーム色を選ぶのが無難です。

引用:T.S 新宿スタジオ

ですが、オーディションが求める色さえ選べば良いかというと、そうではありません。
大事なのは自分に合う色を選ぶということです。

人によって肌の色や髪の色が異なります。
それらが異なれば、合わせる色も異なるというわけです。
ですから、オーディションに合う色を選んできた後、その色が自分にも合っているのかを確認しましょう。

もし合っていなければ、オーディションのイメージからも大きく外れないようにしつつも、自分に合う色を選びなおしましょう。

服装があっているかどうかは自分だけでは判断が難しいと思います。
そんな時は、家族や友人等、他の人に見てもらい、客観的に評価してもらうのがベストです。

ありのままの自分を表現する写真の撮り方 撮影編

できればスタジオで撮ろう

撮影場所はスタジオ、自宅、屋外があります。
ですが、一番のおすすめはスタジオです。

スタジオでの撮影となれば、撮影するのはプロのカメラマンになります。
環境光の調整等も可能なことから、写真写りが良くなる効果が大きく期待できます。

気になる撮影費用ですが、ヘアメイクを含めると相場としては1万円を超えます
ヘアメイクを含めないとなると1万円を下回るスタジオもありますが、やはりプロの方にヘアメイクまでしてもらうのがベストです。

ヘアメイク有りのスタジオのプランと、ヘアメイク無しのスタジオのプランを比較すると以下の通り。

料金比較

他にも様々なスタジオがあります。
スタジオを選ぶ際には、宣材写真またはオーディション写真のように、オーディション写真向けの撮影を実施していることを明確に示しているスタジオを選ぶのがポイントです。

また、安さに釣られ、撮影枚数が足りなかったり、写真サイズの調整ができないプランを選ぶことのないように気を付けましょう。

誰に撮ってもらう?

スタジオで撮る場合、プロのカメラマンがプランに組み込まれていたりするため選択の余地がありません。
ですが、スタジオ以外の自宅や屋外の場合、他の選択肢があります。

自分で撮るというのが最も手軽な方法ですが、それでは客観性に欠けます
審査を受ける写真ですから、他の人が見てどう思うかが重要です。
ですから、他の人に撮ってもらうというのが最適解です。

他の人に撮ってもらうとすれば、やはりプロのカメラマンにお願いするのが良いでしょう。
良いカメラや機材、経験を備えていることから、良い写真が撮れることを期待できます。

どうしても難しい場合、家族や友人を頼りましょう。
ただし、カメラマンが素人となると、技術にもやる気にもばらつきがあります。
適当に撮ったりする人を選ばないように注意してください。

どんな表情が良い?

基本は笑顔が大事です。

そもそも、アイドルに人は何を求めているでしょうか。

かわいい、綺麗。
このような容姿こそが大事であるというのは間違いではありません。

ですが、夢に向かって頑張る姿だったり、自分を磨き、日々奮闘する。
そんな姿を見て、

「今日も残業辛かったし、上司はウザいし、顧客はクソ野郎だけど、でも、明日も仕事を頑張ろうかな」

そんな風に思えたりするんじゃないでしょうか。
ですから、希望を与えてくれるような笑顔こそ、アイドルが大事にすべきものです。

とはいえ、アイドルにも様々なジャンルがあります。

例えば、クールを求めているオーディションで満面の笑みだったとしたら、クールより元気・活発という印象を受けます。

基本は笑顔が良いですが、オーディションが求める雰囲気が笑顔とマッチするのかどうかも注意しましょう。

笑顔をつくる時は、口角を上げ、歯を少し出して笑います。
あるいは、口角だけ上げましょう。
不自然な笑顔になっていなければ大丈夫です。

歯を出す笑顔

歯を出さない笑顔

ポーズはどうする?

基本は顔を真正面に向けましょう

ですが、身体を斜めにしたり、左右の肩を少しだけ前後させる等、画面に動きをつくる工夫を加えても良いです。

注意点として、顔が隠れたり、脚が重なって一本にしか見えなくなったりしないようにしましょう。
隠れてしまうとボディラインが見えづらくなってしまうので、気を付けてください。

アイドルらしさである可愛さ・綺麗さを表現できるポーズを集めてみました。
自分でも無理なくできそうなポーズであれば、真似してみても良いかもしれませんね。

引用:T.S 新宿スタジオ

 

撮影を終えたら

オーディション写真は客観性が大事です。
ですから、家族や友人等に見せ、あなたらしさを表現できているものを選んでもらうようにしてください。

また、審査員が大量の書類を扱う中で、書類から写真が剥がれてしまう可能性が考えられます。
そうなっても大丈夫なように、写真の裏に名前を書き、自分の写真だとわかるようにしておきましょう

 

まとめ

最も大事なのはありのままの自分で写ることです。
その上で、よりありのままの自分が写るようにするため、次の点を心がけましょう。

ポイント

  • ボディラインを隠さない服装とポーズを選ぶこと
  • オーディションが求める雰囲気を演出する色の服装を選ぶこと
  • 迷ったら白系やクリーム色の服装を選ぶのが無難
  • 撮影はプロのカメラマンにスタジオで撮ってもらうこと
  • 基本は笑顔で撮ること
  • 顔は真正面から撮ること
  • ベストな写真を第三者に選んでもらうこと
  • 写真の裏に名前を書くこと

いかがでしたでしょうか。
ありのままの自分をしっかりと伝え切ることができる写真、撮れると良いですね。
あなたが無事書類選考を突破し、面接へ進み、アイドルになれることを切に願っております。

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