トライストーン・アクティングラボとは、通称TSALとも言い、ドラマや映画、舞台、CMなど多方面で活躍している俳優や女優さんが所属している芸能事務所の養成所です。
トライストーンに所属している俳優さんたちは、
小栗旬
綾野剛
田中圭
間宮祥太郎
坂口健太郎
木村文乃
など名が知れている方が多く所属しています。
そんなトライストーンですが、
「厳しいの?」
「レッスン料は?」
「実際、評判はどうなの?」
といろんな疑問があると思います。
そんな方にこの記事では、
・トライストーンは本当に厳しいのか
・入学費用含むレッスン料
・トライストーンの評判
に分けて説明していきます。
目次
トライストーンが厳しいのは本当?
トライストーン・アクティングラボは【本気】を常に意識してレッスンが行われています。
なので厳しいと感じる方も多くいます。
実際にレッスンを受けている受講者の方の声を聴いてみましょう。
▲思っていた以上にハードで内容の濃いレッスンだと思いました。
▲TSALのレッスンは毎週現場に行っている感じです。というか、毎回現場に行くような気持ちで臨まないとついていけないというものがあります。 毎回、高くなっていく課題をレッスンが無い時に考え悩み、取り組み、苦しむ。その集大成をスタジオで他の受講生達とぶつけ合える。
上手くではなく、良いものを追求していくスタンス。 一番変わった事は他の人に勝ち負けではなく、自分に対しての勝ち負け。 自分には負けたくない、個性、魅力を伸ばしていきたいと思えるようになりました。
▲講師、スタッフの方々が本気で人材をつくろうと取り組まれている熱意が、ひしひしと伝わってきます。
ですので、こちらもそれと同じかそれ以上の真剣さでレッスンに臨まないと、途中で置いていかれてしまう気がします。
その意味で、こちらがレッスンで学んだこと、自主練習での成果を活かしていければ、どの現場でも一人前にやっていける俳優に成長できると思います。それだけの濃さがTSALのレッスンにはあります。 自分自身が努力した分だけ成長の幅を広げてくれる環境です。
このように【本気】をモットーに講師・スタッフが動いているため、ハードだと感じたり、置いていかれてしまうと感じることがあります。
しかし、講師・スタッフ・仲間が熱心だからこそ、自分を高めていくことができるという意見が多くありました。
みんながみんな真剣だからこそ、厳しいレッスンになっていますが、その分努力の成果が自分のプラスになることは間違いありません。
それが分かっているからこそ、受講者の方たちは努力することができています。
トライストーンのレッスン内容
トライストーン・アクティングラボは、他の養成所に比べてレッスン量が多く、月に1回というところもあるのに対して、週1回のレッスンを行っています。
レッスン頻度 | 週1回 |
レッスン時間 | 4時間 |
それに加えて以下のような細かいレッスン内容となっています。
基礎訓練
肉体訓練・呼吸法・発声(声帯)早口言葉(口型)などの基本訓練
身体表現 リラクゼーション、空間認識、セリフに連動するごく当たり前な動き
シーントライ 国内外作品、戯曲、オリジナルショートピースのモノローグ、ダイアローグ
基礎即興(想像力・直感性・実行力
演技実践
自己分析 自身を顧みて認識。自分を最大限に活かす方法。
発信する芝居、受ける芝居
演技論を学び思考する。役作りの仕方。
映像演技・撮影を行い技量を図る(心の動き・顔・目の表現を確認指導)
演技応用
台本を読みぬく方法論
脚本の真意を理解し、演出家とコンセンサスが取れる感覚を身に付ける
即興。想像力を最大限に駆使して、相手に伝達。エンターテイメントとしてストーリーを構成していく。
感受性を向上させ、自分のイメージを演技で表す。
撮影
個性と魅力の研究
現場に対応する能力を身に付けるために、実際に撮影を行う
映画の製作者、監督や演出家などトップランクのクリエイターから映像演出を学ぶ。
(撮影技法、カメラの性能、照明、音声、編集の効果などの制作も知る)
最終的には、撮影した作品を通し、個々のマネージメント戦略を考えていく。
このようにトライストーン・アクティングラボでは、基礎から応用まで、レベルに応じたレッスンを日々行っていますので、役者になりたいという強い気持ちを持っている方にはとても良い環境です。
トライストーンの入学費用を含むレッスン料は?
トライストーンでは、厳しいながらも本気のレッスンを行っていることは分かったかと思います。
結果として、トライストーン・アクティングラボの費用は高いというわけではなく相場の金額であることが分かります。
では、実際の金額を見ていきましょう。
年間合計:550,000円
入学金:220,000円
レッスン料:27,500円×12か月
こちらの費用は公式サイトに載っているものとなりますので、確かな金額といえます。
他の養成所も見ていきましょう。
劇団ひまわり |
年間合計:396,000円 入学諸費用198,000円 レッスン料:16,500円×12か月 |
マウスプロモーション |
年間合計:495,000円 入学諸費用:231,000円 レッスン料:22,000円×12か月 |
エーチームアカデミー |
年間合計:847,000円 入学諸費用:451,000円 レッスン料:33,000円×12か月 |
他の養成所と比べても、高すぎるわけではないことが分かります。
また、公式サイトにオーディションの実技審査、演技経験などにより入学金の一部割引が適応される場合がありますと記載があるため、特待生制度のようなものがあることが分かります。
オーディションについては、こちらの「トライストーンオーディションの内容や倍率、評判をぶっちゃける」の記事を参考にして下さい。
トライストーンの評判はどうなのか?
トライストーン・アクティングラボの評判を調べてみたところ、悪い噂が出てきませんでした。
そもそもトライストーン・アクティングラボは、評判自体が少ないので、おそらく情報規制を行っているかと思います。
なので、養成所でよくある悪い噂がトライストーンにもあるのかどうかを調べていきます。
噂①:誰でも合格=お金儲け
こちらの噂はどの養成所でもでてくる悪い噂となります。
実際、養成所のオーディションは受かりやすいのかもしれません。学校のようなものですから学びたいと思った方を多くとっていると思います。
しかし、もちろん誰でも受かるわけではなく不合格の方もいます。
ネット上では、わざわざ不合格になったと声を上げる方は少ないです。
それに比べて合格したという方は声を上げる方が多いため、こういった噂が流れているのではないかと思います。
噂②:入学してもデビューができない
こちらの噂もどの養成所でもでてくる悪い噂となります。
トライストーンではどうでしょうか。
▲事務所の方、講師の方、クラスの皆が熱い気持ちでやっていて良いレッスンが出来ています。
特に事務所の方がレッスンを見て下さるのは嬉しく、緊張感を持ってできるので、レッスンに集中できます。
受講生の声にもあるように、事務所の方がレッスンを見に来ており、そこで認められデビューということもあります。
なので、入学してもデビューができないというわけではありません。
実際に、以下のようにトライストーン・アクティングラボの出身者が朝ドラや映画などで活躍しているので、努力次第では様々な現場で活躍できるでしょう。
TSAL出身 東野絢香(トライストーン・エンタテイメント)岡田みつえ役で出演
通算103作目 NHK連続テレビ小説「おちょやん」11/30からスタート。
撮影期間も長くなります、大変な時期ですが東野さん頑張って!#おちょやん#東野絢香 https://t.co/DN52hnZ915— トライストーン・アクティングラボ (@TSAL_) November 28, 2020
TSAL出身 前原滉(トライストーン・エンタテイメント)が映画作品に主演!
共演の方々の名前のすごさに驚愕します。
前原君、公開が楽しみです。#きまじめ楽隊のぼんやり戦争 https://t.co/MODcnv9mNI— トライストーン・アクティングラボ (@TSAL_) September 24, 2020
では次に、トライストーン・アクティングラボは評判に関する情報がほとんどないですが、公式サイトでは受講生の声なども紹介しているので、受講者から見たトライストーン・アクティングラボの良い点を紹介していきます。
良い点①:未経験でも大丈夫
いざ、俳優になりたいと考えても経験がないと入学しても不安がいっぱいだと思います。
大丈夫です。
トライストーンでは、未経験者の人のクラスがあります。
そのクラスでは、TSALのカリキュラムは初心者が経験を重ね、仕事の現場に行くことを目的とした内容で構成されているので、まったくの未経験でも安心して学んでいただけます。
ここで受講者の声を聞いてみましょう。
──TSALに参加するまでの経歴と、入所のきっかけを教えて下さい。
「入所まで芝居の経験はまったくなくて、フリーでサロンや雑誌のモデルをしていました。そんな中、ポートレートを撮っていただく機会があったんですが、服や髪がメインの写真とは違って、そこには空っぽな自分しか写ってなかったんです。
それがとてもショックで、中身のある自分を求めて芝居に興味を持つようになりました。養成所の体験入学やワークショップにもいろいろ参加したんですが、Deviewで応募したTSALの無料オープンクラスは、他のどこにもない熱量の高さにゾクゾクしましたね。
ここに本気でぶつかっていけば、それだけのものが得られるだろうなと身をもって実感したのが入所を決めたきっかけです」
引用:【PR】「本物の俳優になる」トライストーン・アクティングラボ レッスン生インタビュー
このように未経験だったものの、トライストーン・アクティングラボの本気のレッスンに惹かれて入った人も大勢います。
良い点②:他のプロダクションに所属しながら入学が可能
他の事務所に所属していても、「演技のレッスンが無い」「合わない」などの理由で通っている方もいれば、フリーランスで活動している方がスキルアップの為に受けている方もいます。
また、トライストーンでは、他の劇団などに併せて在籍中だとしても、自身が応募したい案件などにエントリーすることに制限を設けていません。
――現在は劇団PU-PU-JUICEのメンバーとしても活動していますが、外部の劇団や作品に参加するのは自由なんですか?
「はい。もともとPU-PU-JUICEに参加することになったのも、TSAL主宰の舞台に参加されていたPU-PU-JUICEの演出家の山本浩貴さんに声をかけていただいたのが縁でした。TSALの講師には映像作家や演出家も多く、外部との交流はとても活発なんです」
引用:【PR】「本物の俳優になる」トライストーン・アクティングラボ レッスン生インタビュー
トライストーン・アクティングラボは受講者のレベルアップを第一に考えているので、本気で役者になりたいという方は、一度オーディションを受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまでトライストーンの話をしてきました。
まとめると
・受講者ともに講師・スタッフみんなが本気だからこそ厳しい
・本気のレッスンが受けられる
・レッスン料は入学金含め年間550,000円
・ネット上探しても悪い噂はない
となっています。
疑問は解消できましたか。
少しでもこの記事が役に立てていれば良いと思います。