「モデルの仕事をしてみたい!」「芸能活動に興味がある!」
こう思ったらまずやらなければならないのは事務所のオーディションを受けることですね。事務所は都内を中心にたくさんありますが、やはりまずは有名な事務所のオーディションを受けようと考えるのが普通かなとは思います。
数多くの事務所の中でも新垣結衣さんやマギーさん、菊池亜美さん等多くの有名人が所属しているレプロエンタテインメントに興味を持った人もいるのではないでしょうか。
「レプロのオーディションはどうすれば受けることができるの?」
「倍率はどれくらい?オーディションの内容は?受かりやすいの?」
このようなことを知りたいと思っている人のために、今回はレプロエンタテインメントのオーディション内容や倍率、現在実施されているオーディションの応募方法についてまとめてみました。後半ではオーディションに受かりやすいかどうかについての考察もおこなってみました。
是非この記事を読んでレプロエンタテインメントのオーディションについて知っていただき、次の行動につなげてみてください。
目次
過去に実施されたレプロエンタテインメントのオーディション内容と倍率
まずは、過去に実施されたオーディションの内容と倍率について確認していきましょう。
レプロエンタテインメントでは過去に様々なオーディションを実施しています。レプロエンタテインメント単独で実施したオーディションは
・レプロガールズオーディション(2006、2008)
・レプロ次世代オーディション(2013~2015)
・放課後レプロ部(2018)
となります。それぞれのオーディションの内容や応募人数、倍率について詳しく説明していきます。
レプロガールズオーディション(2006)
レプロガールズオーディション2006の同期みゆきちゃんとしおり♡♡ちょー久しぶりに会って一緒に仕事できて嬉しい( ; ; )♡
当時16.17歳だったから少し大人になったかな!笑 pic.twitter.com/jXguT0qkt2— 菊地亜美 (@lespros_ami) October 27, 2014
社名をレプロエンタテインメントに変更してから初めての全国オーディションです。レプロエンタテインメントと言えばどちらかというと女性が活躍しているイメージが強いと思いますが、こちらのオーディションも高校生~22歳までの女性を対象にした、女性に選ばれる女性を探すというコンセプトで開催されました。
オーディションの内容としては書類審査→ビジュアル審査→自己PR→面接・カメラテスト→最終審査(所属タレント及びカリスマ女性審査員による)の流れで実施されました。ここまで細かく審査をしていたところを見ると当時は事務所としても相当気合を入れてオーディションを実施していたのがわかります。
このオーディションでは松原汐織さんがグランプリを獲得し2019年現在も事務所でモデルとして活動されています。また、菊池亜美さんはこのオーディションでは賞をとることはできませんでしたが、その後事務所より声がかかりそのまま事務所と契約したという経緯があります。
こちらのオーディション全国各地で実施されていたとうこともあり18,219人もの応募がありました。
そして、このオーディションをきっかけに後事務所と契約に至った人数は10人です。契約に至った人の倍率は約1800倍(0.06%)となります。数字をみてもかなり厳しいオーディションであったことがわかります。
レプロガールズオーディション(2008)
https://twitter.com/lespros_artist/status/952175058608308224?s=20
2006年に続き開催されたオーディションですが、対象が中学生~22歳の女性となり、より広い年齢層にチャンスが広がりました。レプロエンタテインメントはファッションモデル誌とも強いつながりをもっており、こちらのオーディションはまさに次世代のファッション誌モデルを探すためのオーディションでした。
オーディションの内容は2006年と全く同じで、書類審査→ビジュアル審査→自己PR→面接・カメラテスト→最終審査(所属タレント及びカリスマ女性審査員による)の流れで実施されました。
このオーディションでは梨衣名(本名:李チェンイ)さんがグランプリを獲得し事務所に所属となりました(2019年退社)。また、マギーさんはこのオーディションをきっかけに事務所と契約しています。
こちらのオーディションも再び全国各地で実施され、応募年齢も下がったこともあり、21,452人の応募がありました。
このオーディションをきっかけにレプロエンタテインメントと契約に至った人数は20人です。倍率にすると約1070倍(0.09%)となります。
受ける人数は増えましたが、合格者も増えたので倍率は下がりました。とはいえ、1000倍を超えていますので簡単に合格することはできないことに変わりありません。
レプロ次世代オーディション
【レプフォト】
先日開催しました、第3回レプフォトに北村優衣ちゃんが遊びに来てくれました✨ @lespros_k_yui #北村優衣 #レプロ #可愛い #カワイイ #女の子 #オーディション #レプフォト pic.twitter.com/OVyHKFtCgV— レプロオーディション&採用 (@lespros_AD) March 28, 2016
こちらは2013年~2015年まで毎年実施されていたオーディションです。2013年に次世代のスターを育てる目的でレプロアスターというグループ会社が設立されたことで企画されたオーディションです。
そのため、募集年齢も小学生~高校生の学生がメインとなっていました。ただし、今まで女性のみ対象でしたが、こちらのオーディションから男女問わず応募が可能となりました。
オーディション内容については書類審査→1次面接(自己PR・特技披露)→2次面接と至って普通でした。ただし、会場が全国ではなく東京・大阪のみでした。(2015年は東京のみ)
こちらに関しては残念ながら詳しい募集人数や合格者の情報はでていません。ただ、実際に2次審査のオーディション(東京)を受けた人の話では会場に100人程度の人がいたということでした。大阪も同程度だったと仮定すると200人程度が2次審査に進んだことになります。
ホームページ上では20名以上の大量採用を予定と謳ってましたので、仮に最低人数の合格であったとしても倍率10倍(10%)程度で合格できたことが想定できます。
https://twitter.com/11913b/status/630955909162754048?s=20
とはいえ、この倍率はあくまで書類審査を加味しないでのものですので書類審査を含めれば倍率はさらにあがります。開催場所が東京・大阪のみでしたのでガールズオーディションよりは応募は減ったかもしれません。それでも、1万人以上の応募はあったと想定できます。仮に1万の応募があったとすれば倍率は50倍(2%)となります。数字だけみればレプロガールズオーディションよりは合格しやすかったということが分かると思います。
「その割には次世代オーディションの合格者でレプロで活躍している人ってあまりいないような・・・。」
と思われてしまうかもしれません。実際その通りで、このオーディションの合格者は基本的にレプロアスターの所属となりました。レプロアスターは芸能事務所として設立されてはいますが、実際は養成所に近い働きをしていました。養成所となれば当然レッスン料も発生します。
オーディション合格者はレッスン料免除または割引があったとは言われていますが、それでも思っていたものとは違うと感じ、やめてしまった人が結構多いのが実状です。
それでも北村優衣さんや佐々木七海さんのようにこのオーディション合格後レプロアスターからレプロエンタテインメントに所属し、今でも活躍している人もいますので比較的チャンスがあったオーディションであったことは間違いないでしょう。
放課後レプロ部
レプロエンタテインメントでは10年ぶりの全国オーディションとなった放課後レプロ部のオーディション。名前の通り放課後に部活動を行う感覚で芸能界を目指すスタイルで、学業との両立もOKというコンセプトで実施されました。
募集に関しては小学校高学年~高校生(10~18歳)の男女ということで次世代オーディションに近い形のオーディションでした。
オーディション内容に関しては書類審査→面談(面接)のみと非常に少ない審査です。しかも面談に関しては全国各地にスタッフが直接来てくれるという地方に住んでいる人にはかなりうれしい条件での審査でした。
ただ、こちらのオーディション残念ながら2019年9月現在、合格者等の情報が一切ありません。結局良い人材に巡り合うことができずオーディション自体が不発に終わったのではないかと言われています。
情報がない以上評価することはできませんが、10年ぶりに全国オーディションを実施したということで、レプロエンタテインメントが今後もこういったオーディションを実施する可能性は十分にあるということが分かったオーディションであったことは間違いないでしょう。
その他にも他社と協賛して行ったオーディションがあります。主なものとして
・JJ×レプロエンタテインメント JJ専属モデルオーディション(2015)
・DREAM GIRL AUDITION (2015)
があります。実際、このようなオーディションからレプロエンタテインメントに現在所属し、活動されている人もいます。
今後も他社と共同なものも含めてオーディションを行う可能性はあると思います。大手の芸能事務所ですので、実施の際には必ず大々的に告知がされるでしょう。そういった情報は公式ホームページやSNSで定期的にチェックしてみてください。
今すぐ応募できるオーディションもあります!~随時実施中のオーディションの応募方法~
「過去に実施されたオーディションについては分かったけど今現在募集はないの?」
ここまで過去のオーディション内容とその倍率について説明をしていきましたが、この記事を読んでいる人の多くはレプロのオーディション受けてみたいなと思っているのではないかと思います。
残念ながら、現在全国規模で募集を行っているオーディションはありません。しかし、レプロエンタテインメントでは常時募集中のオーディションを実施しています。それは
・24時間365日オーディション
・浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!随時オーディション
・浅草軽演劇集団・ウズイチ随時オーディション
です。それぞれもう少し詳しく説明していきます。
24時間365日オーディション
【オーディション情報】
レプロエンタテインメントは、エンタテインメントの世界で活躍したい人を24時間365日募集してます!
少しでも興味のあるあなた!まずは一歩を踏み出そう!ご応募お待ちしております!◆レプロエンタテインメント採用情報https://t.co/7QfBNu2nOA#レプロ
— レプロオーディション&採用 (@lespros_AD) February 8, 2019
名前の通り、いつでも応募することが可能なオーディションです。応募方法もシンプルで、下記応募ページより必要な情報を入力し、送信するだけです。書類審査を通過した場合のみ事務所より連絡がくるシステムとなっています。
全身写真とバストアップ写真は必須となりますが、その他画像や動画で自身をアピールすることも可能です。
「実際、通常オーディションで合格している人なんているの?」
実際合格者がいるのはたしかですが、その多くが芸能関係者の推薦であったり、スカウト関係であったりと全くの素人から応募して合格したという話は残念ながら聞いたことがありません。
とはいえ、自分を売り込む自信がある人は費用がかかるわけでもありませんのでチャレンジしてみても良いと思います。
浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!随時オーディション
https://twitter.com/lespros_loafers/status/1165576064631918595?s=20
芸能の聖地でもある浅草に作られた浅草九劇を拠点に活動する将来のエンターテイナーを目指す女子中高生が活動する少女歌劇団です。応募方法は24時間365日オーディションと同様で、下記応募ページより必要な情報を入力し、送信するだけです。
オーディション内容は書類審査→面談(面接)→ワークシップとなります。ただこちらに関しては中高生(高校1年生まで)の募集となっています。また、東京浅草が活動拠点のため面談以降は全て東京で行われ、採用以降も平日の夕方および土日に都内で稽古を受けるられることが条件となります。
24時間365日オーディションに比べ条件は細かいですが、実際毎年新しく所属しているメンバーもいるので合格者が毎年でているのは事実です。とにかく芸能活動してみたいと思っている女子中高生は応募してみても良いでしょう。
ただし、浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!は最長2年しか在籍ができませんので、そこだけ注意してください。
浅草軽演劇集団・ウズイチ随時オーディション
https://twitter.com/lespros_uzuichi/status/1170587115416981504?s=20
さきほどの「浅草少女歌劇団・ローファーズハイ」は女性中高生専用のオーディションでしたが、こちらは男性専用のオーディションとなります。応募方法も同じで下記応募ページより必要な情報を入力し、送信するだけです。
オーディション内容も同じで書類審査→面談(面接)→ワークシップとなり、面談以降は全て東京で行われます。採用以降平日の夕方おようび土日に都内で稽古を受けるられることも条件となります。唯一ローファーズハイと違うところは年齢制限で浅草軽演劇集団・ウズイチの募集年齢は13歳~20歳となります。
また、「浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!」のような2年縛りはないようです。
その分入れ替えも少ないのでオーディション合格者も少なくなってしまっているようです。とはいえ、中学生以上の10代男性であればチャンスはありますので、浅草を拠点に芸能活動してみたいとう人はオーディションを受けて見ても良いと思います。
これぞレプロの登竜門!?ニコラオーディションについて
「新垣結衣に憧れてレプロに入りたいと思ったのですが、彼女はどうやってレプロに所属したのですか?」
実際のところ、このような理由でレプロエンタテインメントに所属を考える人は結構多いです。男女問わず人気のある女優さんですからね。
しかし結論として、新垣結衣さんはレプロエンタテインメントのオーディションは受けてません。では何を受けてレプロに所属したのかというと
ニコラモデルオーディション
です。こちらは中学生向けのファッション雑誌「ニコラ」で1998年から毎年募集されている一般オーディションです。基本的にニコラ6・7月号で募集が始まり、10月号で発表されています。
開始当初こそ5000人程度の募集でしたが、ピークには15000人もの応募がありました。現在でも10000人程度の応募があります。それくらい人気の高いオーディションです。
それもそのはずで、グランプリ受賞者には基本的に芸能事務所と専属契約を結ぶことができます。ですので、芸能界でデビューできる確率がグ~ンと高くなるのです。
そして、レプロエンタテインメントもこちらの契約には力を入れており、第4回の新垣結衣さんをはじめ第6回で我妻三輪子さん、第10回では能年玲奈さん等と契約をし、いずれもその後活躍しています。まさに、レプロで活躍するための登竜門のような存在になっているといっても過言ではないでしょう。
オーディション内容は書類審査→面接→面接・カメラテスト→カメラテストとなっています。ただし、書類を郵送するためにはニコラの6・7月号を購入する必要があります。
倍率に関しては応募は先ほど書いた通り10000人程度に対して毎年グランプリの獲得は5~6名となっていますので約1600倍~2000倍(0.05%~0.06%)となります。かなり厳しいオーディションであることは間違いありません。
応募資格としては10歳~15歳の女性で身長150cm以上が必要となります。
モデルですのでどうしてもある程度の条件は必要にはなりますが、小中学生の女子であればこちらのオーディションを受けるという方法もあります。第2の新垣結衣さんを目指したいと思っている人はニコラ6・7月号を購入してみると良いでしょう。
結局レプロのオーディションは受かりやすいの?
よく「オーディションに合格しやすい芸能事務所はどこですか?」「レプロは受かりやすいの?」という質問を耳にしますが、ここまで読んでいただいた人にはなんとなく想像ができるのかなと思います。レプロのオーディションは合格しにくいです。
それはもちろん倍率が高いというのもあるのですが、2018年度放課後レプロ部オーディションのように実施するだけ実施して結果が出ず(=合格者ナシ)なんてこともあります。合格に値する人物がいなかったのであれば仕方ないのかもしれませんが、受ける側からすればせめて該当者なしの発表くらいはしてほしいですよね。
今、レプティーンオーディションなるものを募集しているが、いったい『放課後レプロ部』の件はどうなったんだ。不発に終わったのならその旨をきちんと告知してウヤムヤにするのは止めて欲しい。力を入れていたプロジェクトなのだから。https://t.co/5JyoGo8tKa
— ゆうと (@gacky_coco) February 18, 2019
それは受かりやすいかどうかとは直接的には関係ありませんが、オーディションをしても合格者がいないこともあることを考えると非常に受かりにくいという判断をせざるをえません。
「レプロアスターのオーディションはどうですか?」
2013年により多くの人材育成をしようといことで設立したグループ会社であるレプロアスター。先ほども説明した通り事務所ではありますが養成所としての役割の方が実際は強く、所属にはレッスン料も必要でした。
よって、レプロエンタテインメントに比べると圧倒的に所属しやすかったのは確かだと思います。
しかし、残念ながら2018年にレプロアスターは倒産という形になったようです。実際、会社のホームページも消えていますし、電話をしてみてもつながりません。ただ、これに関してもレプロエンタテインメントからの説明は一切ありませんので、確実ではありません。
レプロの育成専門子会社・レプロアスターがおそらく3月末をもって消滅したようだ。公式サイトもツイッター公式アカウントも無くなっている。理由はおそらく120〜130人程度いた研修生の殆どが使い物にならなかったからだろう。会社の維持費の問題もあるのかも知れないが。
— ゆうと (@gacky_coco) April 8, 2018
いずれにせよ、現状オーディションを受けることは不可能です。そうなるとやはりレプロエンタテインメントに所属するのは難しいと思ってもらって問題ないでしょう。
まとめ~まずは行動してみることが大切~
https://www.instagram.com/p/B2iT4cRJro4/?utm_source=ig_web_copy_link
いかがでしたでしょうか?今回はレプロエンタテインメントの過去のオーディション内容や倍率、現在応募可能なオーディションの応募方法についてまとめてみました。もう一度整理すると
・レプロエンタテインメントは過去に何度かオーディションを実施しており、合格倍率は1000倍を超えることが多かった。
・レプロエンタテインメントは随時オーディションを実施しているが、合格確率はかなり低い。
・ニコラモデルオーディションを経てレプロエンタテインメントに所属している人も結構多い。ただし、このオーディションも倍率1000倍を超えるており、合格はかなり難しい。
・レプロエンタテインメントのオーディションは受かりにくい。
となります。「レプロエンタテインメントに所属したい!」という人にとってはなかなか厳しい記事となってしまったかもしれません。しかし、私はレプロへの所属を諦めてほしくてこの記事を書いているわけではありません。
現在も多くの有名人を輩出している事務所です。たしかに、過去には所属タレント何名かとトラブルが起こってしまったこともありましたが、それでも現在も大手芸能事務所として芸能界に存在するということはそれだけ多くの所属タレントからの信頼がある事務所だということでしょう。
今はなかなかチャンスがないかもしれません。しかし、もしあながレプロに所属したいという気持ちを持ち続けているのであればまずは自分のできることから行動してみてください。その行動が必ずしもレプロエンタテインメントへの所属につながるかどうかはわかりませんが、何もしなければその道すら開けません。是非積極的な行動をしてみてください。
この記事を読んでくれたあなたの夢が一歩でも前に進んでくれることを祈っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。