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養成所や事務所

サンミュージックのオーディション内容や倍率、応募方法を解説

サンミュージックといえば、松田聖子さんなどの超ビッグアイドルから、ベッキーさん、カンニング竹山さん、メイプル超合金さんなどマルチで活躍している芸能人が所属している事務所として有名です。また、前会長が所属タレントとコーヒーを飲んだり、先輩後輩も気楽に話ができるようなアットホームな雰囲気の事務所として話題にあがることがあります。

そんなサンミュージックに所属して、歌手やタレント、芸人として活躍してみたい、という方にその方法を説明していきます。

 

サンミュージックの一般公募オーディションはない!?ルートは二通り

さっそくで残念なのですが、サンミュージックは一般公募でオーディションを行っていません。

というのも、サンミュージックへ直接在籍できるのは、芸能界ですでに実績を残している方が移籍する形が主なようです。

でも、がっかりしないで下さいね。応募者のバックグラウンドにより、サンミュージック本社へ続く二つのルートがあります。

・「少し歌手活動をしていました」というような経験者・・・同グループの芸能事務所、ブレーンに所属し芸能活動再開

・「これから芸能人を目指す!」という方・・・技能を磨くためにサンミュージック直属のタレント養成所サンミュージックアカデミーへ入所

・どちらも、書類選考と面接を受けることになります。

アカデミー在籍中にタレント活動などを通して注目されるか、ブレーンで実績を残していくとサンミュージック本体へ所属するチャンスがあるといわれています。芸能界で生き抜くには、こういった積み上げ式で実績を積む事が必要ともいえます。

この記事では、ブレーンとアカデミーへの応募方法からオーディション内容、倍率、対策まで解説していきます。

 

ブレーンとサンミュージックアカデミーの概要と応募方法

サンミュージックのHPからブレーンとアカデミーのオーディション開催の情報を得ることができます。二つとも、HPからメールでエントリ―応募、その後面接の流れは一致しています。面接の費用は無料です。

ブレーン概要とその応募方法

かつては「サンミュージックの2軍的存在」と言われていましたが、現在では、子役や若手を育成に精力的で、TV、CM、舞台などで多数の方が活躍中のようです。女優・タレントの早川亜希さん、「僕らは奇跡で出来ている」で子役の川口和空くん、舞台「刀剣乱舞」 出演の谷水力さん、舞台「銀牙 -流れ星 銀-」主演の佐奈宏紀さんなど注目されていますし、女優の杏さんも以前ブレーンに所属していました。着実に実力が評価されている方が多い印象です。

応募について

そんなブレーンへの応募は条件が伴うので、そこだけ注意です。

1.応募条件:女優・俳優・モデル・タレントなどの活動経験者25歳くらいまで

2.応募方法:サンミュージックHPに掲載されている応募専用メールへ必要事項を記入し応募

3.応募の記入内容

・応募者の基本情報

 ⇒氏名・性別 ・年齢 ・住所・連絡先・顔と全身の写真・スリーサイズなど

・趣味、特技、資格

・志望動機

・以前所属していた事務所名と所属期間

・過去の活動履歴の資料

サンミュージックアカデミーの概要と応募方法

サンミュージックアカデミーでは、生徒の夢をかなえるため、各方面で活躍する講師が全面的にバックアップします。タレントとして必要な腹式呼吸、発生トレーニング、姿勢、発想力などの基礎レッスンや目標に応じた演技、ダンス基礎など盛りだくさんの実技レッスンを一通りこなすと、定期的に社内オーディションや発表会を通じてデビューへの準備をしていきます。その中で、注目されれば、特待生となり授業料免除だったり、在学中でも社外のオーディションに参加・デビューをすることでサンミュージックへ所属することも可能です。

応募について

1.応募条件:7歳~30歳まで(コースで異なる)

2.応募方法:公式HPから応募フォームに記入しメール送信

3.応募の記入内容:名前、住所、連絡先、メールアドレス、生年月日、年齢、性別、志望動機(200字前後)、写真添付

4.コース別の詳細:年齢制限や募集時期が異なるので、注意が必要です。

コース名 面接場所 募集時期と対象
総合タレント・コース 札幌校・新潟校・名古屋校・大阪校・大阪泉佐野校・福岡校・鹿児島校

・年2回(12月・6月)

・小学生以上~30歳まで ※未成年者は保護者の同意書が必要
・プロダクション、劇団などに所属していない方
・オーディション参加、テレビ番組出演可能な方
・自力で各地区内に移動可能な方

小中学生コース 東京

・年2回(11月・5月)

・小中学生

専科;演技コース 東京

・年2回(11月・5月)

・中学校卒業以上〜30歳まで ※未成年者は保護者の同意書が必要
・プロダクション、劇団などに所属していない方
・オーディション参加、テレビ番組出演可能な方
・自力で都内各所に移動可能な方

専科;声優コース 東京

・年1回(11月)

・中学校卒業以上〜30歳まで ※未成年者は保護者の同意書が必要
・プロダクション、劇団などに所属していない方
・オーディション参加、テレビ番組出演可能な方
・自力で都内各所に移動可能な方

専科;お笑いコース 東京

・年2回(11月・5月)

・中学校卒業以上〜30歳まで ※未成年者は保護者の同意書が必要
・プロダクション、劇団などに所属していない方
・オーディション参加、テレビ番組出演可能な方
・自力で都内各所に移動可能な方

 

入所後の流れと費用は?

どのコースでも初年度は基礎と実技レッスン、2年目以降は東京校で専門のコースを受ける

費用は入所費用とレッスン料で初年度合計30万円~44万円

 ⇒入所費用は、総合タレント・コースと小中学生コースは10万円、専科コースは20万円

 ⇒レッスン料は、一括払い20万円、2回払いで24万円。2年目以降はレッスン料の月払いも可能

 

審査の流れとは?

ブレーンも、サンミュージックアカデミーも、

①一次審査:書類審査

②二次審査:オーディション(面接)

という流れで行われます。

一次審査といっても、先ほど紹介しました応募フォームの内容がそのまま書類審査の対象になります。合格者にはメールや郵便で通知があり、二次審査へ進みます。

二次審査を受けた後は1週間前後で合格者に通知があり、晴れて入所することができます。

 

審査の合格率は?

ブレーン

引用:エントピ

口コミで具体的な倍率の情報がないのですが、これは応募者の経歴にバラつきが大きいことが考えられます。経験者に絞った募集なので、実績のある方=プロとして活動履歴がある方は所属は難しくないといわれています。

例えば、女優・モデルとして活躍中の杏さんはブレーン所属前はファッション雑誌『non-no』で専属モデルとしてすでに活躍していました。杏さんの場合は、名前がすでに売れていたので、移籍という形になるのでしょうが、過去の活動において、出版物や画像として残っていることが活動実績として必要になります。

サンミュージックアカデミー

アカデミーの合格率については、

一次審査(書類審査)= 80%~90%

二次審査(オーディション)= 40%~50%

と言われています。

サンミュージックアカデミーは養成所ですので、即戦力を求めていないことを考えると、書類審査は冷やかしなどを振るいにかける程度と考えられます。志望動機をきちんと書けば、一次審査は問題なく通るでしょう。

オーディション形式で行われる二次審査のオーディションは約半分しか合格できないと考えると、厳しい印象があります。でも、アカデミーは全国にあり、場所や時期、コースによって応募者数の増減があるため、合格率は変動すると考えられます。

口コミを総合してみると、本気でタレントを目指している応募者はさほど苦労していない印象を受けました。

次は、二次のオーディション内容について詳しく説明していきます。

 

オーディション内容について詳しく解説

ブレーン

オーディション内容の情報が得られていないのですが、セリフ読みは多くの所属オーディションで行われている課題なので、久しぶりに活動を再開する方は、発声、台本の読みこみ、出題者の意図を考える、など復習をかねて準備はしていたほうがよさそうです。

サンミュージックアカデミー

オーディションは、開催される各スクールによって個別面接だったり、集団面接だったりするようです。流れとしては

・自己PR

・質疑応答

・課題(セリフ読み、歌など)

となります。

それぞれ実際にどんなことが行われるのか?、また、どんな質問をされたのか?などをオーディションを受けた方の声と共に説明していきます。

オーディション内容についての口コミ

自己PR

自己アピールは必須となります。応募の際に記入した志望動機・趣味・特技にふれて話した方がほとんどです。

この前サンミュージックの2次を受けて受かりました!(省略)2次では、まず簡単な自己アピールをします。 (省略) そして、審査員の質問に答えます。どうして歌手になろうと思ったのか、 また、私はトロンボーンをやっていると書いたのでどうして始めたのかなど聞かれました。

引用:Yahoo!知恵袋

面接官は、応募の際の資料が手元にあるので、自己アピールでは一貫性をもたせるため、記入した内容からあまりにもかけ離れることがないようにしましょう。

質疑応答

オーディションの比率としては、質疑応答が中心となり、限られた時間で応募者の素質の部分をみたいというアカデミー側の狙いがあります。そのため、面接は和やかに行われることが多いようで、下の公式のツイートからも雰囲気が伝わってきます。

https://twitter.com/AcademySunMusic/status/1088050031834222593?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1088050031834222593&ref_url=https%3A%2F%2Fpublish.twitter.com%2F%3Fquery%3Dhttps%253A%252F%252Ftwitter.com%252FAcademySunMusic%252Fstatus%252F1088050031834222593%26widget%3DTweet

実際に口コミでもあるように、難しい質問はされないようです。

終始和やかなムードで緊張はしなかった気がします。(省略)聞かれた内容は、自己PR、志望動機、今日はどうやって会場まできましたか?などの簡単な質疑応答でした(省略) 。

引用:ガチャプライム

課題

課題は、俳優・歌手・モデルなど希望する進路に沿った歌や演技などの課題に加え、ほとんどの方は進路に関わらずセリフ読みがあるようです。実際に、口コミでは、

課題のセリフを読みます。当日紙が配られるので、その中から好きなものを1つ選べます。 私は歌手志望なので歌を歌いましたが、セリフもやらされました。

引用:Yahoo!知恵袋

まず簡単な自己紹介と台詞読みがあります。 その後、雑談のような形で、身上書や応募用紙に書いてあることについて いくつか質問されます。

引用:Yahoo!知恵袋

とあります。サンミュージックアカデミーの場合、面接当日に台本が渡されます。先ほど事務局Twitterでもあったように、オーディションでは技術よりもその人のキャラや雰囲気を見たいという狙いがあります。そのため、「登場人物の気持ちになって上手に読まなきゃ!」など技術面を気にして過度に気を張る必要はないでしょう。

課題は、5~20人の前でセリフを読んだり、歌・演技をした口コミも多くあります。

面接は集団面接で、面接官5人と応募者5人。(省略)短い台本を渡されて演技の面接もありました。

引用:ガチャプライム

私も歌で応募しましたが、アカペラでした;;オーディションには20人くらい来てました! 歌は20人の前で歌いました・・・。 めっちゃ緊張しましたよ;

引用:Yahoo!知恵袋

和やかな雰囲気で配慮されているとはいえ、みんなの前で課題を行うのは緊張してしまいますよね。緊張すると、早口になっていたり、声が小さかったり、またいつも出来ていることが出来なかったり。これは慣れていくしかないので、普段から、自撮りをして話し方を工夫したり、人前で話す機会があれば積極的に参加したり、出来ることから始めてみましょう。

 

面接官が見ているポイントとは?

サンミュージックは創業者、相沢氏が「出来上がったスターを手掛けるより、新人を育てたい」という人材育成の理念があります。

なので、オーディションで即戦力となるような完璧な子を求めているのではなく、今後活躍できそうな「可能性のある子」、キラッと光る原石を探す場であると予想ができます。そこで、面接官の目にとまるには、オーディション参加者としては、限られた時間でいかに自分をアピールできるか、というところが勝負になります。さらに、上手くいけば特待生として学費免除になる特典も得られるかもしれません。

オーディションの審査のポイントして、以下を参考にしてみてください。

・聞かれたことにしっかり答えを返しているか

・志望動機など、型の決まった質問に対して、自分の魅力を出せているか

・予想外の質問に対しても、柔軟に対応しているか

・質問に答えている際の態度はどうか(声のトーン、目線など)

「個性を出すのは準備しようがない」となんとなくオーディションを受けてしまっては、あなたの魅力が半減してしまい、もったいないです。持っているものを表現できないと魅力は伝わらないからです。

表現には姿勢、表情、声のトーン、話すスピード、伝わる話し方、など事前に練習することができます。普段から、自分はどんな風に話しているのか、と意識してみましょう。

面接では緊張もするでしょうし、行き当たりばったりではなく、アピールしたいところを整理して、エピソードなど話す"ネタ"として用意するといいですね。

 

まとめ

サンミュージックでは、直接オーディションが開催されていないのは、残念でした。

でも、ご存じの通り、「売れる、売れない」は結局、あなたの魅力や努力次第ということです。 それを最大限発揮するように、あなたのいいところの「魅せ方」をアカデミーでは練習していくし、観客に必要とされるタレントになれるようブレーンでは頑張っていく。それはサンミュージック本体に所属しても同じことです。

サンミュージックグループは常に時代のニーズや求めるものに柔軟に対応し多くのタレントを輩出してきた経験があります。あなたの進む道をバックアップ・プロデュースする心強いものがあります。あなたの夢が実現するよう願っています。

 

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