生島企画室とは、TBSアナウンサーとして活躍していた生島ヒロシが89年の退職を機に、弟の生島隆と一緒に設立をしたプロダクションです。
生島ヒロシの立ち上げたプロダクションなので、アナウンサーやリポーターが多数所属しているイメージですが、優木まおみや浅野温子といったタレントや女優、ドクターや文化人など幅広く所属しています。
最近では、元TBSアナウンサーの小林麻耶が夫で整体師の「あきら。」と二人で所属することになったり、プロ野球ソフトバンクの前監督で野球解説者の秋山幸二の娘である秋山真凛が所属するなどで話題を集めている大手芸能事務所です。
そんな話題を集めている生島企画室について
「生島企画室ってどうやって応募するのかな?」
「倍率はどれぐらい?」
「オーディションはどんなことをするのかな?」
など、疑問を感じておられる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、あなたが生島企画室に対してわからない、知りたいと思っているオーディションの方法や内容、倍率についてご紹介させていただきたいと思います。
目次
オーディションに応募するにはどうすればいいの?
引用:生島企画室
まずは、オーディションの応募方法について説明していきますね。
生島企画室のサイトでは、「次世代を担う新たな才能と個性を求めて”タレント募集”」と出ているので、次世代を担う新たな人材を随時募集しています!
キャスターやレポーター、CMなどで幅広く活躍できる人を募集中です!
興味のある人で、応募条件に当てはまれば、履歴書と写真を事務所に郵送で送って応募ができますよ。
【応募ジャンル・資格】
⑴フリーアナウンサー・キャスターレポーター部門
資格:18才~27才くらいまでの女性で、特に専門知識がある人や、語学が堪能な人。
フリーアナウンサーとしての清潔感、明るさ、華やかさのある人。
⑵タレント部門
資格:23才くらいまでの女性
生島企画室での募集は27才までの女性の方限定のようです。
書類選考の上、書類審査を通過された人にのみ、2週間以内に連絡が入ります。その後、2次試験となる面接を受けることになります。
2週間待っても連絡がない場合は、不合格ということになるので、残念ですがあきらめましょう。
連絡がこないからといって、こちらから直接事務所へ連絡をするのはルール違反になるのでやめておいてくださいね。
【応募方法】
必要なものを同封して、下記の住所へ郵送する。
・市販の履歴書(必要事項と志望動機、何部門で申し込むのか⑴か⑵を明記)
・写真(全身・上半身の2枚)
・DVDやBlu-rayを資料として付け加えてもOK。
・未成年者の場合は、保護者の同意書も必要。
【応募先】
〒153-0061
東京都目黒区中目黒1-1-17-906
株式会社生島企画室「オーディション係」
注意
・必ず郵送で送ってください。(事務所へ持ち込みは禁止です)
・応募書類は返却されません。
・記入漏れ、切手忘れがないか最終チェックをしてから送りましょう!
オーディションの応募サイトから申し込む方法
生島企画室より直接申し込む方法以外に、Derieなどのオーディションの応募サイトから申し込む方法もあります。
引用:Derie
キャスター・リポーター中心だが、可能性ある若い人材の発掘に積極的に取り組んでおり、「特に10代でグラビアやCMなどで活動できそうな子を育ててみたい」と担当者は話しているようです。
まだ10代で対象年齢が当てはまっているのならば、どこでチャンスが待っているのかわかりません、どんどん応募していきましょう。
年齢:10~19歳
性別:不問
締切:随時募集(予告無く変更・終了する場合有り)
生島企画室からの募集は女性のみでしたが、Derieから申し込むと、性別不問となっているので、男性もこちらからなら応募ができますね。
随時募集からだけでなく、その他にも季節ごとに開催される特別オーディションなどから応募もできますよ。
引用:Derie
どちらから受けると受かりやすいとかあるのでしょうか?
生島企画室のサイトから直接申し込む方法と、オーディション情報サイトから申し込む方法では、どちらから申し込んだ方が書類通過しやすなどあるのでしょう?
実際に応募した人などによると、オーディションの応募サイトから申し込んだ場合は足あともつかないので「見ていないのでは?」という噂もあります。
足跡すらつきませんでした。( ; ; )
10日夕方久しぶりに足跡があり、期待してたら審査終了しましたね。今回は通過者いないみたいでガッカリしました
引用:キャスフィ
Derieの随時募集からではなく、季節ごとに開催される様々な特別オーディションの申し込みをしても、足あとすらつかなかったり、一人も通過する人がいなかったりするようです。
それだけ1次審査(書類選考)を通過して、2次試験の面接まで進むことが難しいことなのかがわかりますよね。
どちらから申し込んだ方が受かりやすいとかではなく、どれだけ印象に残るような写真や履歴書を送るかが大事になってくるのだと思います。
オーディションの内容は?
残念ながら、生島企画室のオーディション情報はオープンにはなっておりません。しかし、だいたいのオーディションの流れはどこの芸能事務所も同じような流れだと思うので、参考までに基本的なオーディションの内容をご紹介しておきます。
1、書類審査
↓
2、オリエンテーション
↓
3、カメラテスト・面接
↓
4、実技審査
↓
5、合否発表
細かい詳細は事務所によって違いはありますが、順番に説明していきますね。
1、書類審査について
2次試験となるオーディションを受けるためには、まずは書類審査に合格する必要があります。
以下のことに気をつけて、履歴書を作成してみましょう。
履歴書・写真を送る場合の注意点!
・誤字脱字に気を付けて、ていねいな履歴書になるように心がけて作成しよう。
・志望動機はどうしても生島企画室に入りたい気持ちを具体的に書いて!
・自分にしかない個性をアピールし、知的な人が生島企画室は好みなので、語学ができるなど知性をアピールしていきましょう。
・写真はナチュラルメークで、体のラインがハッキリした服装がベストです。
できれば写真館などでプロのカメラマンに撮ってもらった写真を使用したほうが良いでしょう。
・笑顔で元気の良さや明るさをアピールしよう。
2、オーディションの流れ
1次審査で書類通過できたら、次は2次試験の面接です。つまり、オーディションを受けるということです。
①自己紹介
②質疑応答
③自己PR
④演技力の発表
だいたいはこのような流れになります。
①の自己紹介では、履歴書に書いたことを深く掘り下げて発表する形になります。
自分がどのような性格で、趣味や特技などあなた自身のことを審査員にわかるようにまとめて伝えます。
②質疑応答では、審査員から志望動機や将来の夢などを聞かれます。
・なぜこの事務所に入りたいと思ったのか?
・芸能界を目指そうと思ったきっかけは?
・デビューできたらどんな仕事にチャレンジしてみたい?
・憧れの芸能人は?
など聞かれるので、あらかじめ考えておくといいでしょう。
③自己PRでは
ここでは、すでに自分の紹介は終わっているので、これまでの経歴やこれから何をしていきたいのかなどを審査員にアピールをします。
特技がなくても、自分の魅力が発揮できることや、自信のあるものを発表していきましょう。
審査員の印象に残るようなアピールができるように頑張ってください。
④演技力の発表
簡単な演技力のテストや、カメラを使って写真撮影をする場合もあります。演技力というよりは、胸を張って自信をもって演技をすると審査員には印象良く映るでしょう。また、当日はカメラ写りがよくなるような服装を心がけて行きましょう。
例えば、色は白っぽい明るめの服で、柄は派手すぎずシンプルに。首もとはすっきりと開いているものがいいでしょう。
生島企画室ではどんな人材を求めているの?
生島企画室ではどんな人材を求めているのでしょうか?それがわかればアピールしやすいですよね。
キャスターやリポーターが中心の事務所なので、求める人材もアナウンサーやキャスターの場合は次の通りの人を募集しています。
・アナウンサー志望の女子大生
・地方局などでアナウンサーの仕事をしていて、全国展開を考えている人
女子アナ希望の女子大生を基礎からきっちりと教えていきたい気持ちもあるが、
経験者を募集する理由は、もちろん基礎ができていて即戦力になれる人だからです。だから、小林麻耶さんも女子アナ経験者ということで期待をされて生島企画室に所属となったのでしょうね。
その他にも求めるものとして、生島企画室には、所属するタレントやマネージャーに求める5本柱というものがあります。
1、笑顔
2、明るさ
3、元気良さ
4、礼儀
5、スピード
この5つを意識して面接に挑むと生島企画室の求める人材に近づけるため、良いイメージを持ってもらえるでしょう。
余談ですが、生島企画室の看板娘といえば優木まおみです。なぜ看板娘なのかと言うと、約10億の借金を抱えた生島企画室を優木まおみの「エロ賢い」の才色兼備な人気で全て返済することができたからです。
そんな優木まおみは、もともとはアナウンサー志望で3社のアナウンサー試験を受けたが全滅。そこで、アナウンサーの夢はあきらめ、生島企画室に所属をして「エロ賢い」の才色兼備として売り出したら、見事にブレイクをしたという話です。生島ヒロシは方向性を見抜く力があるということですね。
引用:生島企画室
オーディションで所属できる倍率ってどれぐらい?
生島企画室に所属できる確率ってどれぐらいあるのでしょうか?
残念ながら倍率を知ることはできませんでした。
しかし、現在の所属者の数は約80名。紹介や引き抜きなども多いと思いますが、随時募集をしているので、他の芸能事務所と比較をすると所属できる可能性はまだある方だと思います。
オーディション希望者の中には、優木まおみが希望していたように、アナウンサーやキャスターを目指して生島企画室に入りたいと思っている人も多いでしょう。そこで、今回はアナウンサーの合格率で比較してみたいと思います。
各局のアナウンサーには「アナウンサー室」があり、定員がきまっております。そのため採用されても採用人数は2~3名。時には1名や0名で採用なしの場合もあるので、アナウンサー試験が毎年あるとは限りません。
応募も全国から数千~数万人の応募があり、そこから2~3名しか合格ができないので本当に優秀な人しか採用されないことがわかりますよね。
アナウンサー試験の倍率は東京では1,000倍以上。地方でも200~400人に1人の合格だと言われているので、内定を勝ち取ることは至難の業だと言えます。
各局からアナウンサーを目指すには「狭き門」ですが、「生島企画室にてアナウンサーやキャスター・リポーターを目指したら入れるかも!」て自信が出てきませんか?
でも、所属になると言うのは簡単なことではなく、たくさんの応募者の中から「狭き門」を通り抜けて自分だけを選んでもらうってことなので、それだけ難しいということを肝に銘じておいてくださいね。
生島企画室ってどんなプロダクション?
最後に、生島企画室のこれまでの歴史についてふれておきたいと思います。
生島企画室は、89年にTBSアナウンサーを退職した生島ヒロシが、フリーアナウンサーとして活躍するにあたり、独立。弟の生島隆が社長を務め、生島ヒロシは代表取締役会長を務めています。
タレント・キャスター・リポーター中心のプロダクションとして活動してきたが、女優・俳優やタレント・モデル、ドクター・医療チーム、文化人など幅広い職種の方が所属しています。
フリーアナウンサー:
生島ヒロシ・寺田理恵子・内藤裕子・小林麻耶など
女優・俳優:
浅野温子・白石まる・生島翔など
タレント・モデル:
優木まおみ・中村里砂・朝比奈彩・藤田紀子・秋山真凛など
ドクター・医療チーム:
南雲吉則・渡邉賀子・阿部眞弓など
文化人:
田淵幸一・服部幸應・鈴木あきらなど
どんどん所属タレントが増えていき、今ではタレント数が約80人の「大手芸能事務所」の仲間入りを果たしています。
そんな生島ヒロシと弟の隆、二人で始めた芸能プロダクションも今年で30周年を迎えました。
アットホームな雰囲気が持ち味のプロダクションで、問題を隠さずになんでも話しをすることができる事務所のようです。だから、いつも現場で気持ちよく仕事ができると所属タレントは話しています。
「うちの事務所はスタッフの入れ替わりが本当に少ない」と優木まおみはインタビューで答えていました。
それだけ居心地の良い事務所なのだと思います。だから、どんどん成長を続けながら30年も続けてこられたのでしょう。
生島ヒロシ自身も、所属タレントの願いを叶えるために粉骨砕身で頑張っているようです。
「やりたいことがあれば、できるだけ対応しようと言うのが僕の方針。リクエストされたことは対応します。
相手があることだから、ダメだったら”ごめんなさいね”とそれもオープンに伝えます。大した事務所じゃないですけど、一生懸命」
引用:ORICONNEWS
と経営方針を明かしています。
そういった生島兄弟の努力が、生島企画室はタレント思いで、アットホームなプロダクションであると所属タレントに思ってもらえるような要因になっているのでしょうね。
小林麻耶が生島企画室に所属を報告 優木まおみら所属https://t.co/7oaZPKx74h
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) June 10, 2019
内藤裕子アナ、フリーで再出発 昨年5月NHK退局し「生島企画室」へ https://t.co/30pOU2rSQQ #芸能ニュース #スポーツ新聞 pic.twitter.com/HnOXNjmbui
— スポーツ報知 (@SportsHochi) March 11, 2018
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事で少しでも生島企画室の疑問が解決されて、オーディションについて理解を深めることができれば幸いです。
今回の記事をまとめると
1、オーディションに応募するには「生島企画室のサイトから応募」か「オーディション情報サイト・Derieから応募」する方法がある。
2、オーディションの基本の流れは、書類審査⇒オリエンテーション⇒カメラテスト・面接⇒実技審査⇒合格発表の順である
3、生島企画室が求める人材5本柱は笑顔・明るさ・元気良さ・礼儀・スピードである。
4、所属するにはたくさんの応募者の中から「狭き門」を通り抜けて自分だけを選んでもらうってことで、それだけ至難の業だと言えます。
5、生島企画室は設立して30周年が経ち、タレント思いでアットホームなプロダクションです。
このような感じになります。
生島ヒロシはタレントをしながら事務所の代表取締役会長として働き、プレーイングマネジャーとして仕事もします。だから、各局を所属タレントの売り込みのために頭を下げて回っています。
そういった生島兄弟の努力が、「うちの事務所はスタッフの入れ替わりが本当に少ない」と所属タレントも社員も話すぐらい、アットホームで居心地の良い事務所になっているのでしょうね。
たくさんいる応募者の中から選ばれて、所属をすると言うことは至難の業と言えますが、生島企画室に所属することができれば、タレント思いな事務所なので楽しく芸能活動を行うことができて幸せだと思いますよ!頑張ってくださいね。