全国には、芸能事務所が2300社以上あるといわれていますが、その中で人気ランキングをみると上位にはやはり一度は耳にしたことがある事務所が並んでいます。
その中でボックスコーポレーションの人気ランキングは、50位代を示していました。
一般的には知名度が高いとは言えないようです。
ですが、一色紗枝さんや相武紗季さん、中山エミリさん、小沢真珠さん、坂下千里子さんなどが所属しており、十分力のある事務所であることがわかります。
そこで、今回はボックスコーポレーションについてご紹介します。
ボックスコーポレーションはどんな事務所?
https://www.instagram.com/p/BOroZpmB1f2/
ボックスコーポレーションは、1980年の11月に設立され、来年で40年を迎えます。
モデルプロダクションとしてスタートし芸能プロダクションへと展開。
スポンサー企業や広告代理店と繋がりが強く、CM方面のプロモートを得意とし、他のメディアへの営業力もあり質の良いメジャーな仕事が多いと言われています。
業界内でのポジショニングも決して低くはありません。
以前は女性だけの所属でしたが、2005年秋から男性タレントも所属するようになりました。
仮面ライダーディケイドの井上正大さんや、映画やドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」多古幸平役で出演中の戸塚純貴さんなどが所属しています。
また、今年から上木彩矢さんやハコイリムスメのメンバーなどアーティストの輩出も行っています。
事務所スタッフ全員で行うと言われているスカウト活動でも定評があるようです。
オーディションの合格率は?
では、このボックスコーポレーションに所属できる可能性がどのくらいあるのでしょうか。
一番気になるところですね。
そこで調べてみました。ですが、応募者総数や合格者数が公表されていませんので倍率はわかりません。
では、口コミなどの情報から推測してみましょう。
・ボックスコーポレーションは、とてつもなく受かることは難しい。
・応募数のわりに書類通過者が凄く少ない。
・ボックスコーポレーションのオーディションの倍率は約500倍。
・ボックスほどの事務所なら落ちて当たり前。
・年間一万通以上の応募があり、その中から所属できるのは極少数です。
以上のように、やはり合格するのは至難の業です。かなり少ないと言えるでしょう。
例えば、ボックスコーポレーションも審査員として参加していた2017年のスタースカウト総選挙では、応募者数31,523人の中からファイナリスト(最終審査に残った人)300人のうちグランプリ1名、準グランプリ2名と特別賞などを合わせると計11名が選ばれました。
ということは、2,865人中選ばれたのはたった1人、合格率は0.03%です。
この事は一つの参考資料ではありますが、ボックスコーポレーションについても、これに近いと言えるでしょう。
オーディションの応募方法は
合格率は、かなり低く厳しいことがお分かりいただけたと思います。
ですが、チャレンジしないことには自分の才能などわかりません。
それに、厳しい現実を知っても諦められないのであればチャレンジするしかありません。
行動あるのみです。
そこで、どうしたらボックスコーポレーションに所属できるか考えてみましょう。
スカウト活動で定評があると言われているように、一部では毎週のように週末、原宿竹下通りでスカウトを行っているとも言われています。
ですが、スカウトは都内在住の方が主になりますから、事務所としては全国からより優れた『磨けば光る原石』を見つけたいと望んでいます。
最近では、情報社会の便利なこの時代にWEB応募が主流になりつつあります。
オーディションサイトであるnarrowに参加しWeb履歴書を残すと、ボックスコーポレーションのオーディションに簡単に応募することができます。
その中でボックスコーポレーションは、社長である千頭啓紀氏が毎月5人以上と必ず面接するという限定オーディションも行っています。
WEB履歴書を作成しよう
では早速、narrowに登録してみましょう。メールアドレスを入れるだけで簡単に無料登録できます。
登録後は、履歴書を作成します。一度作成しておくと、希望以外の事務所にも使いまわしすることができるので便利です。
写真は3枚必要です。
頭の先から胸の下までの正面、上半身1枚と、まっすぐに立って全身1枚、あと、自分をアピールできる最高の1枚。
その他、動画、音源も入れられます。
やはり普段からYouTube動画などで自己PRできているのは加点に繋がりますし、自分をわかってもらう最適の材料になります。
SNSフォロワー数の入力欄もあります。
その他、生年月日、血液型、身長、体重、フリーサイズ、足サイズ、股下サイズの記載と、未成年の場合、保護者の同意が必要になります。
ボックスコーポレーションの年齢制限は10歳~24歳と若手です。
小学校4年生から入れますが、やはり未成年はご両親の協力と応援が必要です。
また、ご両親のバックアップがあると可能性も広がります。
履歴書の作成が済んだら後は待つだけですが、始めに出てくるスカウトを『受ける』にチェックをしておくと、履歴書がプロダクションに公開されるのでチャンスが増えますし、履歴書を見たプロダクションの足跡が残るようになっているので楽しみです。
また、履歴書の上半身写真を時々更新すると一覧の順位があがるのでプロダクション担当者の目に触れることが増えるようです。
履歴書を作成するにあたり、写真と自己PR、自分のいいところを最大限にアピールすることはとても大切です。
オーディションの面接はどんなことするの?
履歴書を作成し事務所から連絡が来ると2次審査である面接になります。
毎月1次選考で合格者されたうちの5名には社長である千頭啓紀さんと面接します。
面接といっても、あまり堅苦しいものではないようです。
実際に面接した方の声を集めてみました。
・面接は、5人くらいの女の子と一緒で、皆私服でした。
・服装は、スカートやハーフパンツなどスタイルが分かりやすいものいいようです。制服でもいいと言っていました。
・面接は、社長さんに向かって名前、年齢、身長と最後に特技を言いました。
・特技については、色々聞けれることがあります。
・立ってスタイルや顔を見られました。
・えっ!こんなこと聞くのっ? ってくらい世間話みたいな内容も聞かれた。
簡単な面接の中でいかに自分をアピールできるかはとても大切です。
特技を聞かれるようなので、自分の得意なことや貴方にしかない個性をしっかりアピールしましょう。
技術面もありますが、本気かそうでないかの気持ちも見られます。迷いのないこともしっかりアピールしてください。
また、未成年の方はお母さんと一緒に行かれても大丈夫です。
事務所としては親の理解や協力があることが分かるのも安心のようです。
ボックスコーポレーションのマネージャーで相武紗季さんをスカウトした川田亮子さんのインタビューがあります。参考にしてください。
ーーマネージャーとして求める俳優はどんな方ですか
俳優、女優という”娯楽”を生業として生きる責任と覚悟のある人間であってほしいです。
ーー現在の業界での人気傾向や目指すにあたってのアドバイスをお願いします。
テレビや映画、舞台などで活躍する為には、基礎練習を怠らない地道な努力と忍耐が必要です。
ーー株式会社ボックスコーポレーションとはどんな事務所ですか?
少数精鋭で個人個人の特性を活かしてマネジメントする会社です。何が好きか得意か。向いているかどうか。見極めて選択します。
面接終了後は結果を待つだけです。
不合格でも、ちゃんと連絡があるようです。
社長との面接に合格すれば、即タレントとして所属することができます。
合格すると養成所で訓練が始まります。
養成所は、基本無料です。
ただ、一部では15万円かかるという情報もありますが、一次選考で合格しマネージャーと面接をした方にそのような話があるようです。
可能性は低いけれど全く才能がない訳ではないので、自腹でもいいなら養成所に通ってみませんかという感じのようです。
学生の場合は、土日や休日にレッスンになるようで半年から1年間くらい続けられるそうですが、その間に少しずつ活動を進めていくようです。
まとめ
どんなことをしても芸能界へ入りたいと思っても、容姿や身長など、どうすることもできない部分も確かにあります。
ですが、モデル志望でなければ可能性はゼロではありません。
俳優、タレントや舞台など自分が何をしたいのかよく考えてください。
厳しい言い方ですが、芸能界は決して中途半端な気持ちではやっていけません。
ですが、事務所としては、常に次世代の若い才能を発掘していきたいと考えているようです。
ボックスコーポレーションに入りたいという気持ちが揺るぎないものであれば諦めずに挑戦しましょう。