モデルオーディションを受けようと思っているけど、
「応募写真はどんな服装で撮れば良いんだろう?」
「自撮りとか家で撮ったものでも良いのかな?」
といった悩みがある方は多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では次の内容について取り上げます。
- モデルオーディションの写真の服装で重要な3つのポイント
- 具体的な写真の服装の選び方
- 自宅で自撮りはOKなのか
これらを抑えて万全の写真を用意出来るようになりましょう。
目次
モデルオーディションの写真の服装で重要な3つのポイント
服装選びで大事になるポイントが3つあります。
重要度が高い順に並べると、次の通りになります。
ポイント
- ボディラインが出ている服装を選ぶこと
- 自分に似合う服装を選ぶこと
- モデル事務所のモデル像に近い服装を選ぶこと
これらのポイントが大事になる理由を簡単に解説します。
1.ボディラインが出ている服装を選ぶこと
モデルにはスタイルの良さが求められているため、オーディションでもスタイルが良いかどうかを見ています。
そのため、ボディラインが出ている服装の方が、スタイルが見やすくて良いわけです。
間違っても、厚手の冬物の服装を選んだりしてはいけません。
2.自分に似合う服装を選ぶこと
似合わない服装を選んでも評価はされませんので、似合う服装を選ぶことが大事になります。
モデルオーディションだからといって、突飛な服装をする必要はありません。
普段の服装選びと同様に、あくまでも自分にとって似合うかどうか、それが肝心です。
3.モデル事務所のモデル像に近い服装を選ぶこと
モデル事務所がどんな服装をモデルに求めているかを知る手掛かりになります。
当然、モデルオーディションでも同様のものを求めてきます。
ですから、受けようとしているモデル事務所に所属しているモデルが着ている服装は、服装選びの参考になるでしょう。
具体的な写真の服装の選び方
大事なポイントを押さえたところで、実際に服装を選ぶとき、どのように選べば良いかについて解説します。
1.ボディラインが出ている服装を選ぶ
具体的には、次のような服装がボディラインを隠さない服装と言えます。
また、春夏のコーデはボディラインが隠れづらいものが多いため、そちらも候補となります。
まとめると、春夏のコーデで、上はシャツ、下はミニスカートかハーフパンツの服装がお勧めとなります。
反対に、次のような服装はボディラインを隠してしまうため、NGな服装となります。
このような服装を選ばないように注意しましょう。
2.自分に似合う服装を選ぶ
服装が自分に似合っているかどうかを確認するためには、他の人に見てもらうという方法がベストな解になります。
モデルオーディションの写真も、他の人が見て審査するわけですから、第三者の意見を求めるのが良いと言えるわけです。
自分に似合う服装を選ぶ方法は次の通りです。
- 家族や友人等、身近な人に見てもらう
- お店の人に見てもらう
これといった特別な方法はありません。
自分以外の誰かに見てもらえれば大丈夫です。
ただし、何着か着てみて、どれが一番似合うかを聞いてみるようにする必要があります。
一着だけ着てみて、似合うかどうかを判断してもらってはいけないということです。
服装選びのシチュエーションを想像すると、なぜだかわかります。
気に入った一着を着ただけの場合
自分「この服、どう? 似合ってる?」
相手「うん、まあいいんじゃない?」
少しでも似合っていると感じたなら、相手はこのように答えるでしょう。
でも、これではとても似合っているのか、それほど似合っているわけではないのかどうかがわかりません。
そこで、何着か着てみて意見を求めるシチュエーションを想像してみましょう。
何着か着てみて意見を求める場合
自分「この服、どう? 似合ってる?」
相手「うん、まあいいんじゃない?」
着替える
自分「この服、さっきの服と比べてどう?」
相手「こっちの方が似合ってる気がするなあ」
着替える
自分「どう?」
相手「いや、これはないわあ」
という感じで、自分に一番似合う服装を探すことができます。
どうしても、一つだけ選んで「どう?」と聞いても、似合うか似合わないか、YesかNoかという答えしか聞けません。
他の服装と比較して「どう?」と聞くことで、初めてその服装がどれだけ似合っているのかがわかります。
ですから、何着か着て、他の服装と比較して似合うかどうかを聞くことが大事になります。
3.モデル事務所のモデル像に近い服装を選ぶ
雑誌やCM等でどのような雰囲気の服装を着ているかを確認することで、モデル事務所が求めている服装がわかります。
見るべきポイントは次の通りです。
ポイント
- 服装の色
- 服装の雰囲気
どんな感じで確認すれば良いのか、実際にやってみます。
ファッション雑誌
こちらでは、春服コーデについて取り上げています。
「淡い黄色の服を着ることで、春の暖かくて明るい雰囲気が出ている」
ということが読み取れます。
服装を選ぶ際には、淡い黄色の明るい雰囲気が出る服装を選ぶと良いとわかります。
CM
こちらは、三ツ矢サイダーのCMです。
女優でありファッションモデルでもある広瀬すずさんが、キックボクシングに打ち込む姿を映したものです。
「白のシャツを着ることで、爽快感のあるさっぱりとした雰囲気が出ている」
ということが読み取れます。
服装を選ぶ際には、白色のさっぱりとした雰囲気が出る服装を選ぶと良いとわかります。
ECサイト
引用:Amazon
こちらでは、落ち着いたチェック柄のワンピースを商品としています。
「紺色のチェック柄のワンピースを着ることで、落ち着いた雰囲気が出ている」
ということが読み取れます。
服装を選ぶ際には、紺色の落ち着いた雰囲気が出る服装を選ぶと良いとわかります。
迷ったらモデルの起用例を見るべし
これらの例のように、実際のモデルの起用例を見ることで、モデルがどのような服装で活躍しているかがわかります。
服装の色で迷ったら、こうした起用例を見て、オーディションの服装選びの参考にすると良いでしょう。
自宅で自撮りはOKなのか
結論から言うと、
スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらう
というのが最適解になります。
「自宅で自撮りでも良いんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、それだけはやめておきましょう。
オーディションでは、審査員という第三者が写真を見て、評価しますよね。
とすると、提出する写真は、他の誰かから見て良い出来栄えと感じる、客観性のある写真である必要があるわけです。
つまり、写真は他の人に撮ってもらうべきということになります。
スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうべきというのにも理由があります。
審査員はたくさんの応募者のたくさんの写真を見ています。
とすると、クオリティの低い写真は見向きもされない可能性が高いです。
自宅で撮るとなると、撮影機材の準備や写真写りが良くなるような場所の確保が大変です。
もし、高い性能を持つ撮影機材を用意したりしようものなら、それだけで費用が嵩むことでしょう。
その点、スタジオでの撮影であれば、撮影機材が用意されており、環境光の調整等も可能です。
スタジオによっては、ヘアメイクをしてもらうこともできます。
その上、プロのカメラマンに撮ってもらうとなれば、かなりクオリティの高い写真が撮れるはずです。
これらの理由から、高いクオリティの撮影が可能なスタジオで、プロのカメラマンに撮ってもらうという方法がベストと言えるわけです。
スタジオ選びの参考に、以下のヘアメイク有のスタジオのプランと、ヘアメイク無のスタジオのプランをご覧ください。
料金比較
- ヘアメイク有:16,000円+消費税
公式サイト:スタジオビーツ - ヘアメイク無:5980円
公式サイト:後楽園スタジオ
ヘアメイク有のプランとなると、1万円を超えてきます。
決して安くはありませんから、他の方法で撮影して費用を抑えたいと思うかもしれません。
それでも、自撮りだけはやめましょう。
先ほども述べた通り、客観性のある写真である必要があるからです。
少なくとも、家族や友人といった、他の誰かに撮ってもらうようにしましょう。
とはいえ、本気でモデルになりたいのであれば、撮影に必要な費用ぐらい賄うべきです。
もし妥協すれば、審査員は
必要な費用を稼ぐ努力もできないのか
本気でモデルになりたいわけじゃないんだな
と感じてしまうでしょう。
ぜひ、ヘアメイク有のスタジオでプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。
まとめ
ポイント
- ボディラインが出る服装を選ぶこと
- 春夏のコーデで、上はシャツ、下はミニスカートやハーフパンツを選べばOK
- 自分に似合う服装を選ぶこと
- 複数の服装を着てみて、他の人に意見を求めればOK
- モデル事務所のモデル像に近い服装を選ぶこと
- 雑誌やCMで着ている服装の色と雰囲気を見ればOK
- 自宅で自撮りはNG!スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうこと
モデルオーディションは書類選考の写真選びから戦いが始まっています。
審査員の目を惹けるよう、これらのことを意識して、あなたらしさを伝えられる最高の一枚を撮ってくださいね。