「ディズニーランド」「ディズニーシー」というと老若男女問わず大人気のテーマパークで、誰もが一度は行ってみたい夢の国ですよね。
ディズニーランドやディズニーシーというとアトラクションはもちろんですがパレードやキャラクターなどのキャストさんの演出も楽しめます。
ディズニーファンの人の中には
「ディズニーランドのパレードやダンスがすき!」
なんて思っている人もいるのではないでしょうか。
「ディズニーのダンサーになりたい」なんて思う人も少なくないはずです。
今回はディズニーのキャストになりたい方のために
- ディズニーのオーディションの応募方法
- ディズニーのオーディションの倍率
- ディズニーのオーディションの審査内容
- ディズニーのオーディションに合格するには?
- オーディションを合格した後の流れ
- ディズニーのオーディションに身長や見た目は関係あるの?
この5つの事を解説していきます。
目次
ディズニーのオーディションの応募方法
ディズニーのオーディションはモデルや俳優などのオーディションと同様に最初は書類審査があります。
ディズニーのオーディションは今まで書類を専用の住所に郵送する方法だったのですが、2019年度からWebでのエントリーシート選考へと変更になりました。
このような特設サイトからマイページの登録をして、エントリー画面に必要な情報を記載してエントリーします。
エントリーシートの内容としては
- 氏名
- 生年月日
- 志望ジャンル
- 身長
- 連絡先・住所
- 志望動機
- ダンスレッスン歴
これらの項目があります。エントリーシートになってからの情報が少ないので他にも項目があるかもしれませんが、これらの項目は書類審査の時からの項目になるのでエントリーシートにもある可能性が高いです。
ディズニーのオーディションではダンス経歴まで必須のようです。キャラクター志望でもダンサー志望でもダンス経歴は必須なので気を付けましょう。
そしてエントリーする際に注意しなければならないことが2つあります。
- ダンサーとキャラクターの併願はできない
- 18歳未満はエントリーできない
上記の事には気をつけてくださいね。
ディズニーのオーディションの倍率
ディズニーが大好きな人にとってキャストやダンサー、キャラクターになって夢の国で働くことが夢になる人も多いと思います。
その分応募者もすごく多くなるので、ディズニーのオーディションはかなりの難関になります。
ディズニーのオーデションの倍率に関しては確実な数字は算出できないのですが、噂によると何と倍率は100倍にもなるようです。
やはり夢の国で働くにはそれ相応の技術が無ければオーディションを通過することが難しいのですね。
ディズニーのキャストさんはいつも笑顔で神対応をしてくれる人しかいなくてさすが夢の国に仕えるだけあるなと思わせてくれる人ばかりです。
ディズニーのオーディションに合格するためには技術面はもちろんのこと、コミュニケーション能力も必須になりますね。
ディズニーのオーディションの審査内容
ディズニーのオーディションの流れは
- エントリーシート選考
- 一次審査(ダンス審査)
- 二次審査(ダンス審査)[→ ダンサー志望の人のみ]
- 最終審査(面接・体力測定)
このような流れになります。それぞれ1~4について詳しく説明していきます。
エントリーシート選考
エントリーシートの項目に関しては上記の「ディズニーのオーディションの応募方法」に記載してあります。
オーディションの書類審査で必須になるのがエントリーシートと写真です。
写真に関しては友達や家族などと映っているものではなくて、自身がわかるような単独で映っているものを選びましょう。
また、女性であればナチュラルメイクで男性も女性も奇抜な髪形や髪色、服装は避けましょう。
エントリーの合格発表日は応募のHPに載っていて、結果の通知は2019年度からマイページにて通知されるようになりました。
記載の合格発表日までに結果の通知が来ない場合は問い合わせても大丈夫みたいなので合否に関係なく結果が通知されない場合は問い合わせてみましょう。
一次審査(ダンス審査)
書類選考を通過できると次は実技になります。
一次審査の会場は書類選考を通過した人にのみ発表されるみたいなのでその都度違う場所になるのか確かな情報はなかったのですが、調べているとディズニーランド周辺の施設または大阪会場で行われるという話もありました。
実際に指定の会場に行ってオーディションが行われるのですが審査内容がダンスになり、ダンスのジャンルも決まっています。
ダンスのジャンルは男女共通でバレエ&ジャズになっていて、男性限定でヒップホップも必要になります。
ディズニーのダンス審査を受ける人は半端なレベルではなくインストラクターレベルの人ばかりが集まることで有名です。
しかし一次審査ではダンスの基礎ができるかどうかを見るようで、その場でダンスの振りを教えてもらい審査員に披露するような審査になります。
この時にディズニーのダンサーにはダンスをすぐに覚える暗記力が必要になります。審査員が一次審査で見るところは
- ダンスの基礎力
- ダンスの暗記力
この2つを審査員は見ているので意識しながら一次審査に挑みましょう。
二次審査(ダンス審査)
二次審査は一次審査に続いてダンス審査になります。
ダンスについて一次審査では基礎力を見られているとお話ししましたが、二次審査では基礎力にプラスして「プロとしてやっていけるのか」というところもみられます。
ディズニーのプロのダンサーはいつも笑顔で楽しそうに踊っていますよね。審査員は応募者に対して同じクオリティーを求めています。
一次審査でダンスの基礎力はある程度認められているのですが次に求められるのは
- ダンス中の表情
- 表現力
などがプラスして見られています。二次審査の練習の時にこの二点も意識して練習しましょう。
もしあまりイメージがつかない人は実際にパレードやダンサーの動画を見てイメージトレーニングをするのもいいかもしれませんね。
参考にできそうな動画を載せておきますので見てみてください。
最終審査(面接・体力測定)
最終審査は面接と体力測定です。ここまででダンスは認められたのですがディズニーのダンサーには他にも必要なことがあります。
それは毎日パレードを何回もするための体力やダンス中などしんどい中でも笑顔でいられるかどうか、ゲストを笑顔にできるのかなどです。
残念ながら最終審査の面接や体力測定についての詳しい内容は公表されていません。
しかしエントリーシートに沿って質問はされるでしょうし、ディズニーのダンサーになりたい熱意や対応力、人柄なんかも伝えて審査員の心を掴むことも大切です。
ある程度エントリーシートに沿って質問されそうなことに対して自分の中で答えをまとめておくといいと思います。
ダンサーになれたらどんなことをしたいのか、何を目指していて、どんなパフォーマンスをしたいのかなどはきちんと言えるようにまとめておきましょう。
ディズニーのオーディションに合格するには?
ディズニーのオーディションはダンサーオーディションの中でも最難関とも言われるほど難しいオーディションなのでやはりオーディションに向けて準備は万端にしておきたいですよね。
オーディションに向けてのポイントを4つご紹介していきます。
①笑顔の練習
ディズニーのキャストさんやダンサーの人たちは何といっても笑顔が素敵だと思いませんか?あの笑顔を向けられるとつい、つられて笑顔になりますよね。
それほど眩しい笑顔はやはりディズニーにはふさわしい笑顔で、パフォーマンスにも欠かせないすごく重要なものです。
もちろんオーディションに合格してから特訓することもあるとは思いますが、合格前から眩しい笑顔であった方がいいですし審査員にも好印象になることは間違いありません。
合格してから特訓するのではなく、オーディション前から特訓しておくことをオススメします。
「特訓するには時間が足りない」と言う人はこちらの動画も参考にしてみてください。
②ジャズやクラシックバレエを習得する
オーディションで披露するダンスはもちろんパレードやショーなどゲストに披露するダンスのジャンルもジャズやクラシックバレエになります。
ダンサーさんはもちろんのことキャラクターの人もみんなジャズやクラシックバレエができる人です。
役職の志望がキャラクターであっても必ずダンスは必須になるので、今違うジャンルのダンスをしている人もジャズやバレエなどのダンスを習得していきましょう。
③体調管理・体型管理
ディズニーのダンサーやキャラクターはどんな天気でもどんな気温でも毎日外での活動になるので体調を崩しかねません。
そして衣装などのサイズもあるので一年を通して体型の維持も大切になってきます。
毎日忙しくて体調や体型なんて気にしていられないと思うかもしれませんが、毎日のパフォーマンスをする上で体調管理と体型維持はとても大切なことです。
これも仕事の一環だと思って頑張りましょう。
④体力をつける
キャラクターは重たい着ぐるみを着て踊ったり歩き回ったりしなければなりませんし、ダンサーも練習、リハーサル、本番と一日朝から晩まで踊りきるための体力が必要になります。
一見「キャラクターってそんなに体力いるの?」なんて思うかもしれませんが着ぐるみの中はとても暑く重たい着ぐるみを着て歩き回らなければならないので見た目以上に大変な仕事です。
ダンサーも一日に何回もパレードやショーなどをこなしていかなければなりませんし、毎日の練習やリハーサルもあります。
いつも楽しそうに踊っているダンスも激しいものばかりで、息を切らしている姿を露骨に見せることもできません。
以上のことから体力はとても大切で、ディズニーキャストを目指す上で必須事項になります。
ディズニーのオーディションに身長や見た目は関係あるの?
よく質問で見かけるものにこんな質問があります。
ディズニーダンサーのオーディションを受ける際、身長も重要な審査対象だと聞いたことがあります。
一次審査の時に身長を図られるそうですね。
もちろん技術やスタイル、表現力が大切なことも分かっていますが身長は審査にどのくらい影響するのですか?
引用:Yahoo知恵袋
身長を気にしている人も多いようですが、実際に公表はされていないもののある程度の身長制限はあるようです。
まずダンサーの身長は155~165cm。そしてキャラクターの身長は138~152cm、そして身長の高いキャラクターでは170cm以上の身長が求められます。
上記の身長より「少し低い」「少し高い」なんかはパフォーマンスでカバーすることもできますので一概に「この身長でなければダメ」というわけではありません。
そして身長以外のプロポーションなども大切になってきます。
例えば
- 年齢は18歳~20代くらいまで
- 健康的な肌色で小顔であること
- 手足が長くバランスの取れた体型
などなどダンサーやキャラクターに求められることは技術だけではないことがわかります。
夢の国で働くという事はダンスなどの技術はもちろん、健康的で綺麗な見た目や綺麗なメイク、ゲストに対して臨機応変に対応できるか、作った笑顔ではなく内側からあふれるような笑顔ができるかなどなどたくさんこなさなければいけません。
欠けている部分をダンスなど他のところでカバーできるようなプロとしての技も必要になりますね。
オーディションに合格した後の流れ
オーディションを無事に面接まで終えれば、次はどんな流れになるのか、いつから舞台に立てるのか気になりますよね。
基本的にオーディションは
- ダンサー(ジャズ・バレエ選考)
- ダンサー(ヒップホップ選考)
- パペティア
- キャラクター
この4つに分かれてのオーディションになるので、それぞれのオーディションに受かればパートごとに2月頃から練習やリハーサルが行われます。
そして3~4月から本番デビューという流れになります。練習期間は1ヶ月程と短いですが、デビューしてからも練習は毎日あります。
オーディションに受かっても練習やリハーサルをこなして体力も付けて体調管理もしなければならず、合格後はすぐに勤務開始になるので夢の国で働く自覚とそれ相応のスキルを身に着けていきましょう。
夢の国で働くにはそれ相応の努力や実力が必要
ディズニーのオーディションについてお話ししましたがいかがだったでしょうか。
ディズニーは夢の国なだけあってやはりオーディションを勝ち抜くのは難しいですが、ディズニーが好きな人にとってディズニーで働けることはかなりの幸せですよね。
オーディションに受かることができてもそこからダンスや練習など多忙な日が続くと思います。
しかしその分やりがいや達成感など感じられる仕事だと思います。難しいオーディションにはなりますが夢の実現に向けて頑張ってください!