イトーカンパニーは「蒼井優さん」や「金子ノブアキさん」など有名俳優さんが数多く所属していて、ジャンルも俳優/女優/アイドル/タレント/モデル/アーティストなどと幅広く扱っています。
元々イトーカンパニーはモデル中心の事務所だったのですが、ともさかりえさんの活躍によって俳優というジャンルが増えて幅広くジャンルを広げていきました。
有名俳優などが数多く所属していて、扱うジャンルも多いので
「イトーカンパニーに所属して○○さんと一緒に仕事をしたい」
なんて思う人も多いことでしょう。
今回はイトーカンパニー主催のオーディションを受けたいと考えている人に向けて
- 応募方法
- 倍率
- 審査内容
- 費用
この4つの項目について徹底解説していきます。
目次
イトーカンパニーのオーディションの応募方法とは?
イトーカンパニー主催のオーディションに応募する方法としてはmirroRliarからのWeb応募、または郵送になります。
※「mirroRliar」とは役者になりたい人のために最新のオーディション情報を配信しているサイトです。
ちなみにmirroRliarは一般会員でも月額会員でもどちらからでも応募は可能です。
応募資格としては以下の2つです。
応募資格
・10~23歳の男女であればどなたでも応募可能
(※10~19歳の未成年の人は保護者の承諾が必要になるので注意。)
・事務所に所属していない人
応募内容としては詳しく公表されていないので謎の部分は多いのですが、以下の項目は必須になります。
- 自身のプロフィール
- 志望動機
- 目標
- 身長や3サイズ
- バストアップ写真1枚と全身写真が1枚
- 未成年の場合は保護者の同意サインも必須
- アーティスト希望はデモテープ
- 自己㏚
上記の項目はどのオーディションでも必須項目になることが多いはずです。郵送先はこちらです。
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-8-17 横山ビル3F
イトーカンパニー「webオーディション」係
引用:イトーカンパニーグループ
上記でご紹介した中で最も重要なのは写真と自己PRです。
まず写真では社風に合っているか、自己PRでは性格や考え方などの内面が評価されます。
では写真や自己PRについて詳しく解説していきます。
応募写真
応募写真については上記でもお伝えしたように社風に合っているかというところが重要になります。
目指しているジャンルにもよりますが、基本的にイトーカンパニー側が求めている人材としては「ナチュラルで自然体で透明感がある人」を求めています。
実際にイトーカンパニーに所属している俳優やモデルの人達もメイクや服装などで着飾らなくても綺麗だったりかっこいい人が多いですよね。
なので応募写真を撮る時はほぼすっぴんに近いような、メイクをしてもナチュラルメイクにした方が社風に合っているかと思います。
服装に関しては特に「こういった服装で」という指定は無いのですが応募写真は服のサイズが合っていて季節感があり、体型がわかるものが基本とされています。
そして服の色によって審査員に与える印象も変わってくるので以下の情報を参考にしてみてください。
引用:【教えて】オーディション写真って何着りゃいいの?【ファッションリーダー】
自己PR
自己PRというと応募書類の中でも特に他の応募者と差をつけられるところになりますので重要な部分の一つです。
そもそも自己㏚とはその名の通り自分をアピールすることです。よく間違われるのですが自己紹介ではないので気をつけてください。
まず自己㏚で大切なことは自分の魅力をしっかりと伝えて内面的な良さをどれほど伝えられるかというところです。
具体的に自己㏚では以下のことを書くと文章を作りやすくなるはずです。
- これまでの経歴
- 経歴によって身についたことや長所
- 将来の目標やどうなりたいかなど
文章を通して「自分はどのような人間でどのようになっていきたいか、相手側にどんなメリットをもたらすことができるのか」ということを伝えることができればいいのです。
もし自分のアピールポイントがわからないという人は、周りの友達に聞いてみたり紙に長所や経歴、将来の夢などを書きだしてみるとアピールできることが見つかるはずです。
イトーカンパニーのオーディションの倍率はどれくらい?
イトーカンパニーのオーディションの倍率なのですが応募者数、合格者数ともに公開されていないので倍率を算出することができませんでした。
イトーカンパニーは大手ではないもののバーニングプロダクションとも仲の良い有力事務所なので、所属できれば実力次第で仕事はたくさんもらえるはずです。
そして有名女優や俳優も数多く所属していることから有名俳優や女優達に憧れてオーディションに参加する人も多く倍率はかなり高いことが見受けられます。
イトーカンパニーは年に数回オーディションを行っているようで仮に1000~2000人の応募者数がいても受かるのは1~2人、もしくは誰も受からないことだってあります。
そうすると倍率は1000倍~2000倍にはなりますし、大手でない事務所でも大体倍率は1000倍を余裕で超えてくるところがほとんどです。
倍率だけ見るとオーディションに受かるのは難しいと感じると思いますが大切なのは努力と実力、そして諦めない強さです。
今活躍している有名俳優たちも何度もオーディションに落ちてしまった人がたくさんいますので皆さんも諦めずにオーディションに挑み続けることをオススメします。
イトーカンパニーのオーディションの審査内容を解説!
イトーカンパニーのオーディション内容としては
- 一次審査(書類審査)
- 二次審査(マネージャー面談)
- 最終審査(社長面談)
以上の3つになっています。一次審査は上記でお伝えしていた「イトーカンパニーのオーディションの応募内容とは?」を見ていただけると内容やポイントがわかっていただけると思います。
では二次審査や最終審査について詳しくご紹介していきます。
二次審査(マネージャー面談)
一次審査に合格すると合格通知が郵送か電話で案内されるのですが、二次審査に関しての詳しい情報はありませんでした。
なので私なりに他の芸能事務所の二次審査について調べてみてイトーカンパニーの二次審査で行われそうな内容を推測してみました。
私の推測では
- 自己PR
- セリフの朗読などの実技
- 質疑応答
以上の3つが二次審査のマネージャー面談で予測される内容です。この3つはどのオーディションでも一般的に行われている内容になります。
ではそれぞれのポイントをお話ししていきます。
自己PR
面接などの自己㏚は応募用紙に記載する自己㏚とはまた違います。面接での自己㏚では審査する人と対面しての自己㏚になるので言葉だけではなく、動きも使って自分をアピールすることができます。
二次審査の自己㏚では「30秒~1分で自己㏚をしてください」などのように時間の制限がある場合が多いです。
この短い時間の中で自分の特技や個性、魅力を十分に審査員に見せつける必要があります。
ポイントとしては応募の際に記載した自己㏚と全く同じことを話さないことです。
審査員は書類に目を通しているので既に知っていることを話しても審査員の興味を引くことはできません。
仮に「応募用紙に記載したことしか特技やアピールできることが無い」という場合は記載した内容をより詳しく話すことが大切です。
例えば
「小さい時から英語を習っていて英検1級を持っている」
という風に応募用紙に記載していたのなら
「応募用紙にも記載していたように私は英検1級を持っています。では今から英語で自己紹介をします」
などのようにより詳しく、実際に披露できることであれば披露すると審査員に個性や魅力付けをすることもできます。
ポイント
自己㏚の練習をする時は時間制限がある場合に備えて時間を計って練習しましょう!
実技披露
実技披露では選ぶジャンルによって内容は変わるかもしれませんが、セリフの朗読や歌唱の披露などの実技を披露します。
実技披露の内容に関しては一次審査の合否と一緒に朗読や歌などの課題を教えてもらえる場合と、審査当日に教えてもらえる場合と2パターンあるのでどちらの場合でも対応できるように対策しておく必要があります。
合否と一緒に実技の課題を教えてもらえる場合は対策がしやすいのですが当日発表の場合はなかなか対策が難しいですよね。
考えられる対策としては
- 暗記力を高める
- 早口言葉の練習などをして活舌を良くしておく
- それぞれジャンルによって歌や演技、ウォーキングなどできる練習はしておく
最低限この3つの事はしておいてみてはいかがでしょうか。
実技披露の時、緊張してどうしてもうまくできない事があるかもしれません。ですが実技披露で大切なことは熱意や一生懸命な姿を見せつけることです。
どれほど緊張していても熱意や一生懸命さを忘れないでください。
質疑応答
二次審査の質疑応答では事前にWebか郵送で送っている応募書類に沿って質問される場合が多いです。
その為、応募書類に記載した内容については掘り下げて質問されても答えられるように準備しておきましょう。
質問されそうな内容としては以下の通りです。
-
- どのような○○(なりたいジャンル)になりたいですか?
- 特技や趣味はなんですか?
- 今まで何か経歴はありますか?
- 今頑張っていることや真剣に取り組んでいることはありますか?
- 何か質問したいことはありますか?
などのような質問が予測されます。二次審査の質疑応答に関しては皆にほとんど同じような質問がされますのでありきたりな答え方はなるべく控えて実体験などオリジナリティある回答を心がけましょう。
ポイント
最後に「質問したい事はありますか?」と聞かれることが多いのでしっかりと質問できるように質問を用意しておきましょう。
最終審査(社長面談)
社長との面談についての情報も残念ながら二次審査通過者にのみ知らされるため詳細はわかりません。
しかし最終審査の社長面談では質疑応答のみになるのではないかと思います。なぜなら二次審査でスキルについては判断済みだからです。
最終審査の質疑応答ではイトーカンパニーの思想や方針と相性がいいか否かを社長自ら判断することになると思われます。
なぜなら芸能事務所のオーディションに合格しても所属してみて事務所の方針が自分に合わず契約を解除してしまう人がいるからです。
質問としては
- 将来どのようになりたいのか
- 目標
- なぜイトーカンパニーを選んだのか
などが考えられるのでこれらの質問には答えられるようにしておくことをオススメします。
それに加えて事務所の思想や方向性に関してもリサーチしておくといいと思います。
イトーカンパニーに所属後費用はかかる?
芸能事務所によっては所属する際に登録料やレッスン費、宣材費などがかかる場合がありますが金額によっては合格しても金銭的に所属が難しくなってしまうこともあるかもしれません。
なのでオーディションを受ける前に費用についてはしっかりと調べておく必要があります。
イトーカンパニーについては
- 登録料、宣材費は無料
- レッスン費は自費
イトーカンパニーでは所属後にかかる費用としては通う交通費やレッスン費のみになるようです。
イトカンはレッスンが自費、撮影と登録は無料です。
最初のうちはイトーカンパニーリセという下部組織からが殆ど。
優秀者への免除制度は一応有るはず。
引用:知恵袋
レッスン費がいくらかかるのかや特待生制度などについてはオーディション合格者のみに知らされるようなので教えては貰えませんでした。
他の芸能事務所のレッスン費に関しても月5のレッスンで4万~のところもあれば30万~などのところもあり費用はピンキリです。
費用に関してはある程度まとまった金額を用意しておくことをオススメします。
芸能事務所に所属するには経験を積むべし!
イトーカンパニーは大手ではないものの、有名な女優などが数多く所属しています。
所属タレントは40名程と人数で見ると少ないですがそれだけ一人一人が大切にされているという事もわかります。
芸能界に憧れてオーディションを受ける人は年々増えてきていますが、やはり一度や二度オーディションを受けて合格する人なんて一握りです。
例えオーディションに落ちてしまっても諦めない強さが大切ですし、オーディションにある程度慣れることも大切になってきます。
たくさんの経験を積んで憧れの芸能事務所に所属できるよう頑張りましょう。