大手芸能事務所、研音は数ある芸能事務所の中でも評判が良く、多くの人気若手からベテラン俳優、女優、歌手や声優などが所属しています。
毎年数万人の応募があると言われていることからも、研音の業界内での力、評判の良さの表れといっていいでしょう。
そんな研音ですが、
「研音のレッスンは厳しいって聞いたけどその評判は本当なの?」
「オーディションではどんな事が行われるんだろう?合格率はどれくらい?」
「どんな人が所属タレントにいるの?」
といった疑問がある方が多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、
・レッスンは厳しいのか?などの評判
・研音オーディションの流れや合格率
・所属タレント
について詳しく説明していきます。
目次
研音の3つの評判!レッスンが厳しいはホント?
所属することが大変難しい研音ですが、その後は一人一人の所属タレントのことを考えたサポートを受けることができます。
レッスンが厳しい?
研音の評判や噂の中には「レッスンが厳しい」といった事が良く出てきます。
ネットで検索してこのように「研音 レッスン 厳しい」と出てくるので皆さん関心がある事がわかります。
実際に研音でレッスンを受けていた方のインタビュー記事でこのようなものがありました。
──研音に所属後、レッスンなどは受けていたの?
花恋 はい、今でも月に一度受けてます。発声や演技レッスンのほかに、集中するための呼吸法とかもやるんですけど。最初に先輩方がやってるのを見たときは、“こんなふうに私はできない”と思って、不安になったのを覚えてます。それからは家で練習したり、がむしゃらに頑張りました。でも、レッスンは同年代の子たちと一緒に受けることも多いので、みんなとおしゃべりできたりするのが楽しいです♪
これを見るだけではわかりませんが、厳しいといった雰囲気は感じませんよね。
それよりも、このTwitterの投稿にあるように、
「研音」は女優転身の山口真帆さんに対し、じっくりレッスンをしました。
その間に写真集発売、ラジオ出演、テレビ出演、雑誌グラビア、ファッション誌モデルのお仕事をし、実績を積み上げ存在を広め、ついに演技のお仕事デビューです。
先を見た育成をする良い事務所だと思います。#研音 #山口真帆— はまかぜ (@hamakaze2010) January 12, 2020
研音は単純にレッスンがスパルタで厳しい訳でなく、所属しているタレントを丁寧に育てる事務所だという事が伝わってきます。
もちろんレッスンが楽で甘いといった事ではなく、オーディションを通過した人間は責任を持って育てるといった事です。
他にも、研音の雰囲気感がわかる事としてこのような事があります。
それは、学生さんの中に、
「もし所属できたとしても、ちゃんと学校と両立できるのかなぁ」
と心配されている人もいるかもしれませんが、研音では学業優先だとしています。なので、学生の人にも活動がしやすいように配慮されたサポートを受けることができます。
「芸能活動はしたい。でもちゃんと学校も卒業したい」
「友達との学校生活も大事にしたい」
「レッスンも受けたいけど、勉強したいこともたくさんある」
このように思う学生さんもたくさんいるはずです。
未来のために頑張ることは大事です。ですが、人生で一度しかない学校生活だって大事です。
そういった人たちにもちゃんと配慮がされ芸能活動のサポートをしてもらえます。
所属費やレッスン料がかからない
芸能事務所によってまちまちですが、所属費やレッスン料に数万~数十万円かかるところもあります。
よほど裕福な家庭なら問題ないかもしれませんが、ほとんどの一般家庭にとっては、いくらやる気があってもこれだけのお金をかけることは現実的に厳しいものがあります。
そうなのよ、研音とあと何だっけな?その3箇所は難関事務所!
その代わり受かればレッスン料とかかからないの( ◜௰◝ )
だから売れると思う人しか合格させないんだろね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー— nalunanana (@nalunalunanana) April 24, 2020
研音ではレッスンに費用はかからず、所属後も事務所側にお金を払うことはありません。
「所属費だけで何十万も払える余裕なんてない」
「レッスンにかかるお金なんて払えない」
と家庭の金銭事情のせいで諦めなければいけない、ということにならないように事務所からのサポートをしてもらえます。
オーディションに一般人は受からない
研音の評判として多いのが「オーディションに一般人は受からない」「スカウトでしか人を取らない」といったような事があります。
確かに研音は数ある芸能事務所の中でも受かりにくい難関事務所だと言われています。
元々、他事務所であったりすでにある程度モデルなどで露出しているタレントなどが移籍するケースも多いです。
でも一般人は受からないかというと実はそうでもありません。
実際に研音で素人からオーディションを通して研音に受かった人に”大友花恋”という女優さんがいます。
最初が書類審査で、次にビデオ審査があって、最後が面接でした。ビデオ審査は、自己紹介の映像を送るというもので。私は特技が習字とバトンなので、実際に毛筆で書いた紙を持って撮ったり、バトンをしてるところを撮ったりしたものを送りました。全部続けて撮ったので、せりふを目の前に貼りました(笑)。面接では社長とお話をしたんですけど、ガチガチに緊張してしまって。ちゃんと日本語を話してるのかもわからないくらい質問に全然答えられなかったので(汗)、きっと落ちたなって思いました。
──結果は、みごと合格!
もちろん研音は誰でも受かるようなオーディションではありませんが、しっかりと才能や将来性を感じた方は受かったという声があります。
むしろ誰でも採用して蓋を開けると、養成所で高額なお金を取られる人がほとんどだったなんて悪質な芸能事務所より良心的だと言えます。
研音のオーディションの流れや合格率
毎年1~2万人の応募があり、倍率、合格率は1000倍以上と言われていて、一次審査(書類審査)に通過する合格率は、3000人のオーディション応募者がいる中で、合格できたのは10人以下という噂もあるようです。
応募者が多いことからも分かりますが、研音は芸能事務所の中でも所属することが、とても難しいことで有名です。
応募希望者の中には、
「興味はあるけど、これまでこのジャンルに関係ある習い事とかしたことないし」
「芸歴とか全くないけど大丈夫かな」
と不安になる人もいるでしょう。でも大丈夫です。
未経験からでもレッスンで実力をつけている人もいます。あなたが憧れたあの人も最初からスターだったわけではありません。皆、今のあなたと同じように夢を抱いて挑戦し、地道な努力をしてきたからこそ今があるのです。
臆することなくどんどん応募していきましょう。
一般の応募以外では、すでに芸能活動をしている人が現在の事務所から移籍をするということもありますが、大半の人たちは今まで芸能活動をしたことがなく、まさに今、第一歩を踏み出そうとしている人たちでしょう。
今回はその第一歩を踏み出すお手伝いができるようにオーディションの流れを説明していきます。
募集のジャンル
まずは募集しているジャンルです。
・役者、タレント新人オーディション、
・歌手新人オーディション、
・研音声優アーティストオーディション
これらのジャンルで随時募集がされています。自分が希望するジャンルがあるか確認しましょう。
応募は自分だけではなく、ほかの人を推薦することも可能です。また、グループやユニットなど複数での応募も可能です。
これらのオーディションに参加費はかかりません。
なお随時募集されているオーディションには締め切りはありませんが、企画オーディションには締め切り日があるので必ず確認しておきましょう。
複数のジャンルに応募することもできますが、
「自分が何をしていきたいのか」
「一体、何をきっかけに芸能界を目指すことになったのか」
これらをもう一度思い返して希望のジャンルに応募しましょう。
審査の流れ
・一次審査(書類審査)
・二次審査(追加資料審査)
・三次審査(面接、カメラテスト)
・最終審査(合格者最終選考会議)
となっています。
当然ながら、次の審査にいくほど難易度は上がっていきます。まずは一次審査を通ることに全力を尽くしましょう。
オーディションの応募は、オンライン応募と書類の郵送ですることができます。
10~23歳以上の男女などの年齢条件があり、未成年の場合は二次審査時に保護者の同意書が必要です。
また、三次面接の際には保護者同伴での面接となります。
なお使用する写真は顔写真と全身写真の二種類で、応募から三か月以内のものという指定があります。
「この写真が一番いい感じで写っているのから、これを使おう。」
と、数年前の写真などを送らないように気を付けましょう。
また写真や面接時には気合を入れてメイクしょうとする人もいるでしょうが、事務所がみたいのは不自然に飾り立てたあなたでは、なく自然なあなたです。メイクはナチュラルメイクでありのままのあなたを見てもらいましょう。
連絡は合格者のみに一か月ほどで電話での連絡となります。もし、二か月ほど経っても連絡がこない場合は残念ながら不合格だったと思っていいでしょう。
注意点として、合否判定の問い合わせは受け付けていないので、待っている間は不安で落ち着かないでしょうが、焦らずに連絡を待つようにしましょう。
これらの難関な審査をくぐり抜けた、選ばれた人だけが研音に所属することができます。
思わず尻込みして、
「やっぱ、自分には無理そうだしやめよう」
となってしまう人もいることでしょう。
ですが一つのオーディションで何人まで所属とは決まっていません。応募者によっては一人も決まらないこともありますが、これは言い換えれば、合格に値する人は応募人数に関係なく受かる、ということです。
とにかく応募しないことには何も始まりません。審査時に精一杯アピールして、
「この人には取るべき魅力がある」
と思ってもらうことを意識するべきです。
ですから、
「応募者は何人ぐらいだろう」
「今回は何人取るのだろう」
など倍率や合格率ばかりに注目するのではなく行動を起こすことが大事です。
所属している俳優や女優、声優、タレント
テレビ局にも大きな力を持ち、サポート体制がしっかりしている研音には、多くの名の知れた俳優や女優たちが所属しています。
主な所属タレント
俳優、女優だと代表的なところで、
・唐沢寿明さん、反町隆史さん、竹野内豊さん
・財前直美さん、山口智子さん、菅野美穂さん
ミュージシャンだと、
・家入レオさん
・川口レイジさん
など、テレビの第一線で主演級の活躍している人ばかりです。
これだけの豪華な顔ぶれが揃っている研音なので、テレビ業界に対しても強い影響力も持ち、ゴールデンタイムの放送のブッキングなど大きなチャンスが巡ってくる可能性が高いでしょう。
そのため、所属しているだけでも業界内では一目置かれるといっても過言ではありません。誰もが知る大物芸能人が自分の身近にいる。
「私はこの人たちと同じ事務所の一員だ」
と思えることは自分自身にとっても大きな自信になることでしょう。
最近ではあの元NGT48、山口真帆さんが所属
さらに、最近では元NGT48の山口真帆さんが研音に所属すると決まったことが大きな話題になりました。
山口真帆さんと言えば、NGT48のメンバーが関係しているといわれる暴行事件の被害者として、連日メディアで取り上げられていました。
そして、それに対するNGT48側の事務所の対応は極めて不可解な点が数多くあり、世間からは強い非難の目が向けられました。そして、今後、芸能界を夢見る人たちにとって大きな不安を与えたことでしょう。
その後、山口真帆さんはNGT48を卒業となってしまいましたが、研音からのアプローチで新たな環境で芸能活動をすることになりました。
研音は山口さんが自分の所属している事務所の理不尽な対応に屈することなく、世の中に自分の周りで起こったことを発信していたことを評価したとのことです。
本来なら自分が所属する組織にとって、隠したいこと、都合の悪いことを発信する人間は厄介者と見なされてどこも拒絶しそうなものです。
ですが、そんな中で包み隠さずに事務所の対応や、自分自身に起こったことを発信した山口さんを研音は評価しました。
これは研音が自らの経営方針に自信があることの表れと捉えてもいいでしょう。
この一件は芸能事務所の非常識な運営のやり方と、その中で山口真帆さんに手を差し伸べた研音を、
「まっとうな良い芸能事務所だ」
と世間に広めたのではないでしょうか。
まとめ
「芸能界で活躍したい」と夢を抱く若者はいつの時代でも常にいるでしょう。
「自分の可能性に賭けたい」
「多くの人たちを感動させたい」
どれも人生を賭ける価値がある素晴らしい夢です。
ですが、現実にはそういった人たちを、ろくにサポートもしないまま使い潰しているような芸能事務所があることは事実です。
「こっちの都合には全然配慮してくれない」
「お金はしっかり取るのにレッスンの内容は充実していない」
などのトラブルは決して珍しくありません。
言葉を選ばずに言えば、金銭目当てに、
「若者の夢を食いものしている」
という事務所が残念ながらに存在しています。そんな事務所にいたら、どんなに才能があっても花開く前に潰れてしまいます。
活動を続ける上で事務所のサポートは絶対に必要です。ですが、その事務所を信用できなければ、どんなに強い気持ちがあっても、それを維持していくことは困難を極めます。
だからこそ、真摯にサポートしてくれる事務所を選択するということは非常に大事です。
研音はオーディションに合格することが難関であり、一握りの人たちしか所属することができません。それでも毎年数万人の応募者がいるということはそれだけの価値があるということです。
夢を叶えるために必要な環境を与えて、一人一人へのサポートを怠らない。
これこそが数ある芸能事務所から研音を選ぶ最大の理由だといっていいのではないでしょうか。