「将来に備えて、今のうちに声優のオーディションを受けてみたいけど‥」
「そもそも中学生は声優のオーディションを受けれるの?」
「受けれるなら何をすればいいの?」
アニメやゲームなど様々な分野で声優として活躍することを夢見る中学生の中には、今のうちに声優のオーディション、レッスンを受けてみたい人、すぐに声優になりたい人、様々な思いの人がいるでしょうが、このような疑問は持っていませんか?
結論を言えば、
中学生からでもレッスンを受けることや、オーディションを受けて声優になることはできます!
声優という職業には年齢制限はなく、決して数は多くありませんが中学生からレッスンを受け、デビューして活躍している声優さんもいます。
そのためにはどうすればいいか、今回の記事に中学生からオーディションを受けて声優になる方法をまとめました。ぜひ参考にして下さい。
※学校によっては芸能活動を禁止しているところがあるので、事前に確認しておきましょう。
目次
中学生から声優になるための流れ
声優志望の人たちならすでにご存じかもしれませんが、声優になるための流れを確認していきます。
一般的には、
声優の養成機関に合格して所属する。
↓
声優事務所(プロダクション)の入所オーディションに合格して所属する。
↓
作品のオーディションを受け、合格して仕事をもらう。
という流れです。まずは中学生からでも入れる養成機関に所属することが大事になります。
内部オーディションがある養成機関に所属できたら、在籍中に事務所に所属できる可能性もあります。
それ以外なら、
一般公募オーディションを受ける。
となります。
これ以降は、
養成機関についてそれぞれの違い→一般公募オーディションについて→中学生でも入れる養成機関→中学生でも受ける事ができる一般公募オーディション→応募する前にしなければいけないこと
という流れで紹介していきます。
養成機関(専門学校、声優スクール、養成所)
これから声優になるための養成機関について軽く説明していきます。それぞれの違いがあって難しいかもしれませんが、あとの記事では実際に中学生からでも所属できる養成機関、一般公募オーディションを紹介していきますので、ここで違いを理解しておきましょう。
専門学校
声優になるための授業を受けるための学校です。通常の学校のように、週5日で朝から夕方まで授業を行います。入学年齢は18歳~25歳というところが一般的で、卒業したら専門学校卒業の学歴になります。
当然ながら義務教育を受けている中学生が入学することはできません。ここでは声優になるための活動を続ける場合の、今後の進路の1つとして頭に入れておきましょう。
声優スクール
こちらも声優になるための授業を受けるための学校です。専門学校と何が違うのかというと、学校の教育法で許可がされていないことです。無許可であることから夜間コースや週末コースなど様々なコースを作ることができ、学生や会社勤めの社会人なども通いやすいメリットがあります。
専門学校が普通の学校なら、声優スクールは予備校というイメージです。オーディションはなく面接で入学できる場合が多いです。
数は少ないですが小学生から所属できるスクールもあり、もちろん中学生も所属できます。
養成所
声優事務所が経営していて、将来、自分の事務所に入ってもらう人を育てる場所です。声優スクール同様、こちらも中学生から所属できるところは少ないですがあります。あと大事なことは、養成所を経営している、または関連している事務所のオーディションしか受けることができないということです。
養成所を選ぶ時はできるだけ有名なところにしましょう。ネットなどで調べても中々見つからないようなところだと、業界内での影響力が弱くチャンスが少ないこともあるので注意しましょう。
本気で声優になりたい人なら一番おすすめなのが養成所に通うことです。事務所との繋がりも強いので現役の声優さんの指導も受けやすく、質の高いレッスンを受けることができます。ただし、入所するためにはオーディションを受けなくてはいけません。
また、養成所といっても俳優を育てる劇団でも近年、声優を育成するコースが増えてきてるので、声優養成所と一緒にチェックしてみるのもいいでしょう。
一般公募オーディション
養成機関に通っていなくても受けることができる、つまり全くの未経験者でも受けることができるオーディションが、一般公募オーディションとなります。地方限定のアニメやボイスドラマなどの募集がされていることが多く、様々な地方や幅広い年齢層で募集されています。
一般公募オーディションは経験不問、年齢不問の募集もありますが、実際に応募してくるのは未経験者だけではありません。すでに養成機関でレッスンを受けた人たちも応募してきます。そして実際に合格するのは、事務所に所属する新人であるケースが多いです。
全くいない訳ではありませんが、未経験者が合格することは極めて稀だということを最初に知っておきましょう。
中学生でも入れる養成機関(7選)
養成機関は基本的に東京に集中していて、地方にはあまりありません。そのうえ中学生から所属できるところはさらに少ないです。しかし、大きな養成機関なら地方の主要都市にもある場合があり、その中には中学生でも所属できるところもあります。
今回は東京と地方にも分所、分校があり、中学生でも応募できる評価の高い養成機関をまとめました。気になるところがあれば公式HPから確認してみましょう。
それでは、養成所と声優スクールをまとめて7つ紹介していきます。
日本ナレーション演技研究所(養成所)
出身者には林原めぐみさんなど数多くの声優、ナレーターがいる有名な養成所です。東京だけでなく地方にも分所があり、「ジュニア声優クラス」では小学生から募集がされていて、もちろん中学生の募集もされています。
成績が優秀なら、「ジュニア声優クラス」でも事務所に所属することができます。こちらの出身者の早見沙織さんは、中学1年生の時に入所して中学2年生の時点で声優デビューしています。
入所もいつでも可能なので、まずは資料を請求して詳細を確認しましょう。
インターナショナルメディア学院(養成所)
写真にもある通り、声優の堀川りょうさんが学院長の養成所で、現場で活躍中のプロの声優が講師として指導を受けることができ、もし講師の目に留まれば出演に直結することもある、評価の高い養成所です。さらに年齢制限がないことをアピールしていて幅広い年齢層の希望者が入所することができるのも強みです。
日本全国19か所に分所があり、「声優ジュニアコース」、「アイドル声優ジュニアコース」にはどちらも小学生から中学生までが応募可能です。
保護者同伴でなくても説明会を受けて授業を見学することもできるので、実際に行ってみて知りたいことをたくさん聞いてみましょう。
アミューズメントメディア総合学院(声優スクール)
近年、声優がアーティストやアイドルとしても活躍していることから、それらニーズに応えられるように歌やダンスなど様々な活躍ができるためのレッスンが行われます。
東京にある本校では、2019年5月から中学生対象の「ジュニア声優タレントコース」が開講され、中学1年生~中学3年生までが応募できます。
また2019年11月には横浜で新しく声優専科が開講され、そこでは中学1年生~30歳未満の応募が可能です。
※以前は大阪にも分校がありましたが2016年に大阪府に認可され大阪アミューズメント専門学校になりました。
総合学園ヒューマンアカデミー(声優スクール)
通常の全日制ではない夜間、週末講座では週一で通える「声優・俳優ジュニアデビューコース」があります。学校内オーディションを半年ごとに行い、複数の事務所のオーディションを受けることができ、都内以外の地方ではオンラインライブシステムを使用してオーディションを受けることができます。ただ最終面接は各事務所で行われます。
模擬オーディションも行うなど、本番でのチャンスをつかむためにサポートがしっかりとされています。
全国にスクールがあり、小学生から中学生までがレッスンを受けることができます。
プロダクションエース演技研究所(養成所)
アニメ、ゲーム、洋画はもちろん更に声優歌手などのアーティストの育成も行っていて、有名なアニメや洋画の吹き替えを担当した一流の現役声優が講師として指導してくれます。こちらは東京1所のみとなっています。
本格的なレッスンが行われることで評判でほかの養成所よりも厳しいかもしれませんが、それだけ身につくものは大きいでしょう。
14歳から入所できる本格的なレッスンが行われるので、吹き替えだけではなく歌うこともできるマルチな声優を目指す人にはおすすめです。
キッズ声優養成所YOUボイス(養成所)
プロダクションエース演技研究所が母体なっている養成所で、こちらではなんと日本初の5歳~中学3年生までが応募できます。こちらは東京1所のみとなります。
声の出し方や感情の表現の仕方など基礎的なことから学んでいき、やる気がある子供はプロダクションエースに進み、さらに質の高いレッスンを受けることもできます。
劇団ひまわり大阪俳優養成所(養成所)
数多くの俳優が誕生していることで有名な劇団ひまわりでも、声優の育成を行っているところがあります。大阪俳優養成所の中には「声優クラス」があり、中学生以上から応募が可能です。声優基礎、演技基礎など現場で通用する力を身に着けるための6か月制のカリキュラムが行われます。
歴史も実績もある劇団なので、質の高いレッスンを受けることができ、業界内での影響力も大きいでしょう。現在活躍中の声優さんの中には劇団に入り演技力を磨いてから声優オーディションを受け合格した人もいます。
現在(2019年8月時点)は「声優クラス」は大阪にしかありませんが、有名な劇団であることから今後は全国の分所に開講されることも期待できます。
※東京本所に「声優科」が開講されていますが、こちら全日制で中学卒業以上が対象なので注意しましょう。
中学生でも受ける事ができる一般公募オーディション 2019年度不定期開催(5選)
不定期に開催されるオーディションは、インターネット検索以外には声優専門情報誌やアニメ雑誌などで随時ではありませんが「○○作品のキャラクターの声優を募集」という内容などが載っていることがあります。一般公募を希望する人は日頃からチェックしておきましょう。
それでは2019年度の不定期開催を5つ紹介します。参考HP、公式HPも記載しているので、そこからも詳細を確認しましょう。
(※締め切りが近い募集もありますので、応募する場合はお早めに。)
ケッケコーポレーション 中学生・高校生限定オーディション
東京にある声優・タレントの所属事務所、有限会社ケッケコーポレーションではフレッシュで個性的な人材を求めており、中高校生限定の新人オーディションが開催されます。またジュニアクラスの無料体験レッスンも同日開催されます。
募集要項は、
応募資格:中学在学・中学卒業以上・高校在学の18歳以下の健全な男女。(※保護者の同意が必要)
開催日:2019年 9月16日(月・祝)
応募締め切り:2019/9/10
となっています。
詳しい日程、開催地などは下記の参考HPと公式HPを確認しましょう。
Project ANIMA「Sacks&Guns!!」ヒロイン役 声優オーディション
一般から原案を募集して選ばれたらアニメの原作者になれる、オリジナルアニメ創出プロジェクト「Project ANIMA」。文化放送、DeNA・創通・毎日放送が共同で行っているプロジェクトで、その第一弾アニメ「Sacks&Guns!!」のメインヒロインの募集が行われます。
今回の募集で選ばれた人はヒロイン役で出演できるだけではなく、事務所に所属していない場合は「青二プロダクション」に所属できるという特典まであります。
募集要項は、
応募資格:年齢、国籍、性別は不問、プロ・アマチュア不問
開催日:
応募期間:2019年8月4日(日)~9月16日(月)必着
となっています。
詳しい日程、開催地などは下記の参考HPと公式HPを確認しましょう。
短編アニメ「アムリタの狂宴(仮題)」声優オーディション
2018年8月にシネ・リーブル池袋、109シネマズ名古屋などで公開されたアニメ映画『アラーニェの虫籠』(花澤香菜主演)のスピンオフとなるショートアニメ映画『アムリタの狂宴(仮題)』(2020年公開/15分予定)の製作が決定され、今回はその登場人物の、主人公と2人のクラスメイト、どちらも17歳の少女役で声優が募集されます。
募集要項は、
募集年齢:14歳以上35歳までの女性、経験不問
開催日:11月の土曜か日曜、東京都23区内の会場で2次審査:面接オーディション予定。一次審査合格者に日時を連絡。
応募期間:2019年8月2日~9月8日
となっています。
詳しい日程、開催地などは下記の参考HPと公式HPを確認しましょう。
ラムー所属オーディション
東京にある新しい声優事務所で、主に洋画、海外ドラマ・アニメの吹き替えを行っています。養成所も経営していて、系列会社Studio Shamanikaでは、現在多数の音響制作を行うともに仕事をもらうこともあります。こちらはまだ新しい事務所ということで、これから声優として活躍してくれる人材を多く募集しているようです。
募集要項は、
応募資格:年齢不問(未成年者は保護者の同意が必要)
募集締め切り:2019/9/21(参加したい日程の2日前までにメール必着)
となっています。8月のオーディションは終了しましたが、9月にも数回オーディションが行われているのでまだ応募が可能です。
詳しい日程、開催地などは下記の参考HPと公式HPを確認しましょう。
[福岡]VRアイドル女性声優オーディション
福岡にあるエレガントプロモーションでは、九州初となるYoutubeやニコ生などで配信されている2、3DCGキャラクターを使ったバーチャル(VR)アイドルユニット「QunQunVR」の募集が行われています。
近年、動画の数が急激に増えていることから今後はこういったバーチャルアイドルの需要は増えていくでしょう。福岡在住で興味のある人にはおすすめです。
募集要項は、
応募資格:13歳〜29歳の女性、経験不問(月に数回エレガントプロモーションの事務所(福岡市内)に来ることが可能な人)
募集締め切り:2019/9/30
となっています。
詳しい日程、開催地などは下記の参考HPと公式HPを確認しましょう。
中学生でも受ける事ができる一般公募オーディション 定期開催(7選)
ここでは定期的に行われている一般公募オーディションをまとめました。残念ながら2019年の募集は締め切られているのが大半なので、興味を持った募集があれば、次回に応募してみましょう。
それでは、定期開催の一般公募オーディションを7つ紹介していきます。
中高校生の声の祭典声優魂
次世代の声優業界を声優を発掘するために、国内だけでなく海外からも中高校生を募集し競い合うのが、この「中高校生の声の祭典声優魂」です。実力が認められた応募者は、決勝大会及び表彰式に出ることができます。
募集要項は、
国内カテゴリ:参加資格、中学1年生~高校3年生(2019年6月時点)
開催日:2019年11月17日
応募締め切り:2019年9月9日(月)
となっています。今回は第8回目となり今後も開催される可能性が高いので、気になる人は随時チェックしておきましょう。
第8回シグマ・セブン声優オーディション2019
「シグマ・セブン声優オーディション」ではセリフや歌唱1曲で審査が行われ、合格できれば声優事務所シグマ・セブン、もしくは芸能事務所シグマ・セブンeに所属、またはシグマ・セブン声優養成所で無料レッスンすることができる特典があります。
(2019年の募集は5月10日で終了しています。)
2019年度での募集は、
応募資格:13歳~30歳までの男女(※2020年4月から東京で必ず活動出来る人)
となっていました。2年に1回開催されるオーディションなので、次回は2021年の開催となります。気になる人は忘れずチェックしておきましょう。
第13回81オーディション
大手声優事務所81プロデュースが開催する一般公募オーディションです。昨年のオーディションには2000人近い応募が集まりました。合格できれば、関連養成所81ACTOR’S STUDIOの特待生として授業料免除、81グループ制作作品・協力企業制作作品でのデビュー、特に優秀な人はすぐに事務所に所属できる、という特典があります。
(2019年の募集は5月15日で終了しています。)
2019年度での募集は、
応募資格:2020年4月1日現在で中学卒業以上満27歳までの男女。
(現在、俳優・声優養成所等に通っている方は、学校が許可した場合に限る プロダクション所属者不可)
開催日:2019年8月1日(木)
となっていました。
応募年齢が中学卒業以上とありますが、オーディションが開催された次の年でという意味なので、募集が行われている時点で中学3年生なら応募が可能です。毎年8月1日に開催されているようなので、気になる人はチェックしておきましょう。
第1回大沢事務所新人声優発掘オーディション
これまで声優事務所大沢事務所は不定期で養成所の研究生を募集してきましたが、2019年にはじめて新人声優のオーディションが行われました。東京と大阪で2次審査が行われ、合格すれば大沢事務所の所属できる特典がありました。
(2019年の募集は6月14日で終了しています。)
2019年度での募集は、
応募資格:2020年4月1日時点での年齢が13歳(中学生)以上で満25歳までの男女
(プロダクション所属者不可、養成所に通っている人は学校の許可が必要)
となっていました。今回がはじめて開催された所属オーディションでしたが、第1回と付いていることから、今後も定期的に行われることが期待できます。気になる人はチェックしておきましょう。
SMA声優オーディション「アニストテレスvol.8」
今年で8回目になるソニー・ミュージックエンタテインメント (SME) 傘下の芸能事務所ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)が開催する一般公募オーディションで、声優、声優アーティスト、アニソンシンガーの希望者を募集しています。合格者はソニー・ミュージックアーティスツに所属することができる特典があります。
(2019年の募集は6月21日で終了しています。)
2019年度での募集は、
応募資格:年齢、性別、国籍不問
となっていました。毎年開催されているようなので、気になる人はチェックしておきましょう。
研音 声優アーティストオーディション
大手芸能事務所研音でも声優の募集が行われています。声優部門は新しく設立されたので、俳優やアーティストと比べると声優育成に関してはまだ未知数ではありますが、芸能界でも大きな影響力がある事務所であることは間違いないので、検討する価値は十分にあると思われます。
応募資格は、
現在事務所に所属していない方
審査中・所属・契約交渉中でない方
審査中は他の声優オーディションに参加されない方
声優養成所スクール生も応募可
となっており、はっきりと年齢の記載はありません。随時募集がされているので、興味を持たれたなら直に問い合わせることをおすすめします。
スペースクラフト新人オーディション
芸能事務所スペースクラフトグループでは俳優、女優、タレント、モデル、アーティスト等だけでなく声優の募集も行われています。俳優やタレント部門の比べると声優部門は少し層が薄いかもしれませんが、随時募集がされているので、興味を持たれた人はチェックしてみましょう。
応募資格は、
0~20歳代前半の男女(特定のプロダクション、レコード会社、出版社と契約されていない方)
となっています。
応募する前にしなければいけないこと
ここまで、中学生でも受けれる養成機関、一般公募オーディションを紹介してきましたが気になるところはありましたか?
目当てのところを見つけたら、すぐに応募したくなるでしょうが、その前にやっておかないといけないことがあります。周囲の人たちの理解と、自主的に訓練をしていくことです。これができないと声優デビューのためのスタート地点に立つこともできません。
親の理解を得る
これはある意味で養成所、オーディション選びよりも難しい点といえるでしょう。
未成年がオーディションを受けるには保護者の同意はもちろん、養成機関の費用、オーディションの参加費、開催地までの交通費など様々な面でお金がかかるからです。これらの金銭面に関しては、中学生はどうしても親に頼らざるをえません。
それにおそらく世の中の大半の親御さんは、
「声優なんてなれるわけがない。もっと現実的になれ!」
というでしょう。ですが、そこで諦めてはいけません。
まずは、所属したい養成機関を詳しく調べてから親御さんに話してみましょう。特に養成機関については声優になるための実績があること強調してみてはいかかでしょうか。これからではなく、すでに夢を実現させるために動きだしていることが分かれば、あなたがどれだけ本気であるかが親御さんに伝わり印象も違ってくるでしょう。
もちろん、学校のことをおろそかにせず両立していくことも強く主張していきましょう。
オーディションに合格できるように練習をする
養成機関の入所オーディションや一般公募オーディションに合格するためには、日頃から自主的に訓練をしなければいけません。
どんなに経験不問のオーディションであったとしても、元々の実力が合格ラインに達していなければ話になりません。
具体的には、
発声、滑舌の練習
長時間、声を出し続けることができる体力作り
たくさんの作品を見て勉強する
現場での礼儀やマナーを前もって勉強しておく
などは最低限やっておきましょう。日頃から、これらのことを心掛けていれば、あなたが合格できる可能性はぐっと上がることでしょう。
中学生の声優活動の現状 まとめ
いかかでしょうか。
おさらいしますと
- 簡単ではないが中学生でも声優になれる。
- 中学生でも入れる養成機関に所属して、レッスン、オーディションを受けることができる。
- 年齢、経験不問の一般公募オーディションがあるので受けることができる。
- 親の協力が必須なので、説得し続ける。また自主的な訓練を欠かさず行う。
となります。
今までテレビの世界では裏方のイメージがあったひと昔前と違い、近年では声優がアーティストとしてテレビや雑誌などでも取り上げられるようになり、表舞台の顔を出して活躍するようにもなりました。
ですが、そんな風に華々しく活躍できる声優は一握りでしかなく、数年間は新人声優としてアルバイトなど別の仕事をしながらの生活になることも十分にありえます。声優になることはそれだけ大変なことだということを覚悟しなければいけません。
ただ現在は、今までテレビや映画が主流だった時代とは違い、動画やゲームなどの声優が活躍できる場が増えていることも事実です。
すぐに声優になりたい人や、将来的に第一線で活躍するために今からできることをしたい人、思いは様々でしょう。どちらの人についてもいえるのは、
「あなたが夢を叶るためにサポートしてくれる人や場所はある。」
ということです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。あなたの夢が叶うことを願っています。