赤ちゃんモデルに応募しよう!となったとき、必要なのがエントリーシート(履歴書)ですね。
【履歴書】や【応募フォーム】という名称で用意されていますが、これが簡単なようで意外と難しいんですよね。
「志望動機と自己pr、アピールポイントって何が違うの?」
「赤ちゃんをアピールするってよくわからない…」
赤ちゃんモデルはモデル本人ではない親御さんが応募するため、一般的な大人の履歴書と違った観点で考えねばならず、まずそこでつまずいてしまいます。
でも、少し書き方を工夫するだけで
「この子なら会ってみよう」と
好印象を与える履歴書が出来上がります。
このページではエントリーシートをはじめ、面接でも必要になる
- 志望動機、その例文
- アピールポイント、自己pr
- 将来の夢や特技など
をどう書けば(伝えれば)好印象を与えられるか、具体例を交えてお伝えします。
目次
赤ちゃんモデルのエントリーシート(履歴書)は親の熱意を見られている
実は、モデルの募集とはいえ、赤ちゃんの可愛い写真だけで合否を判断しているわけではないんです。
募集する会社側はプロですから、1日に何十何百という応募書類を見て、書類の完成度からその赤ちゃんの親御さんがどういう人物かを判断していきます。
ザッとエントリーシートを見た時に「基本情報を書けばいいんだな」と軽く考えていると、ほぼ受かりません。
どれだけ可愛い写真を添付しても、アピールポイントが「可愛いとよく言われる」とか「〇〇さんみたいな女優になってほしい」というだけでは、どうしても記念応募やミーハー心が透けて見えてしまうのですね。
せっかく応募するのであれば、一次審査や二次審査を突破することを目標にしましょう。
>>テアトルアカデミー赤ちゃんの一次審査の合格率と二次審査内容は?
ポイント オーディション突破の強力な後押しとなるパワーは 親の熱意=この子にどういう人になってもらいたいか という思いを具体的に伝えることです。
その第一関門としてエントリーシートを見られていることを意識しておきましょう。
赤ちゃんもモデルの志望動機は「こんな子になってほしい」を簡潔に
志望動機と言われると
「この可愛さをみんなに見てほしい」
と親御さんの気持ちが先行してしまったり、
「でも子供が本当にモデルになりたいかなんてわからないしなあ」
と気持ちが萎んでしまったり、なかなか思うように筆が進まない、という方も多いでしょう。
しかし、まずはオーディションの主役はお子さんですので、お子さんに軸を置いて考えてみましょう。
どうして赤ちゃんモデルをさせてみようと思ったんでしょうか?
動機はシンプルで大丈夫!
当たり前と言われれば当たり前ですが、志望動機=応募理由です。
なぜお子さんを赤ちゃんモデルにしてあげたいと思ったのでしょうか?
じっくりとよく考えてみると、お子さんの名づけをしたときのようにいろんな思いがこみあげてくると思います。
「毎日笑顔で過ごしてほしいから」
「いろんなお友達と仲良くできる子になってほしいから」
親なら誰でも思う、子供が健やかに育ってほしいという思いですよね。
ただ、「〇〇をさせてあげたいです」「△△さんのような子役になってほしいです」というだけではちょっとありきたりな理由になってしまうかもしれません。
そこで、一工夫加えることでグッと本気度が変わって見えますよ。
具体例をあげましたので、実際に見てみましょう。
例1「お友達を大切にできる人になってほしい」
「いないいないばあっ!」を見ながら一緒に踊っているところを見て、「上手に踊れるみんなと一緒に踊れたら、もっと踊ることが楽しくなるんだろうな」と思ったからです。
小さな体をいっぱいに広げて踊る、とっても可愛らしい様子が思い浮かびますね。
これをもう少し膨らませてみましょう。
「いないいないばあっ!」を見ながら踊っているところを見て、「みんなと一緒に躍らせてあげたいな」と思ったからです。
私は子供の時から引っ込み思案でお友達と遊ぶ経験が少なかったので、この子には「お友達と一緒に遊ぶと楽しい」とか「一緒に上手にできた」という体験をたくさんさせてあげたいと思っています。
大きくなってからも友情のありがたさ、努力できる楽しさを身につけてほしいという願いからこちらに応募しました。
より具体性が増したように思いませんか?
親御さんの経験から、お子さんにはこうなってほしい、という思いが伝わりますよね。
例2「演技を通じて人の心に寄り添える子になってほしい」
マネっ子だった子が、もしかしたら人気俳優さんになるかもしれませんよね。
ここをあと一歩踏み込んでみましょう。
今はマネをするに留まっていますが、将来的に演技のお勉強を通じて、人の気持ちを考えられる優しい子に育ってほしいなと思い、応募しました。
今は子供のお遊びでも、正しい演技方法を習得すれば、人間的に大きく成長する可能性はありますよね。
親としては「俳優・女優になってほしい」ではなく、そこからどういう人間になってほしいかを伝えられたらベストでしょう。
赤ちゃんモデルでの自己PRはどういった事を書けば良いの?
志望動機が「こうなってほしい」という親御さんの願いなら、
自己PR=ここならこの子の個性が伸ばせるor生かせると確信した、というマッチングをイメージしてください。
事務所なら「輩出している子供ののびのびしたタレント性がうちの子に合うと考えている」
単発のモデルなら「ハイハイ後に座って振り向く姿が御社の商品に合うと思う」
など志望動機より具体的なマッチングに向けたアピールと考えればわかりやすいでしょう。
自己PRは「赤ちゃんらしさ」+「個性」+「将来」を織り交ぜる
お子さんのアピールポイントと言われると
「よく笑う」
「だいたいいつも機嫌がいい」
と笑顔の安定したモデルに近づけたアピールをイメージしますよね。
もちろん「安定した笑顔が出せる」というのは強みなので、是非伝えたほうが良いでしょう。
「でも、うちの子はアピールできるほど安定はしてないんだよなあ…」
そんな方もあまり心配しなくても大丈夫です。
雑誌やメーカーの企画によっては、泣き顔やグズっている赤ちゃんを撮りたい、という場合もありますよ。
自己PRのコツは
「赤ちゃんらしさ」+「個性」+「将来性」を織り交ぜて明るい笑顔をイメージしやすい文章を書きましょう。
《例1》 泣いていてもお気に入りのキリンさんのぬいぐるみを見せるとすぐに泣き止んで笑います。 切り替えの早さにモデルの可能性を感じています。 こちらでは幼少のころから撮影レッスンがあると聞きました。 カメラ慣れすることで笑顔の引き出しをもっとたくさん持たせてあげられるのではないかと考えています。
《例2》 カメラ好きの夫の影響で、レンズを向けられると喜んでハイハイして向かっていきます。 最近ではカメラ自体にも興味がわいたようで、シャッターを押したり、画面をのぞき込んだり、好奇心の旺盛さを感じています。 この探求心を親としても伸ばしてあげたくて、日常と違うモデルの世界はきっと楽しんでくれるだろうと考えています。
このように、お子さん独自の行動パターンや上機嫌のポイントを伝えることで
「この子はこういう個性がある子なんだな」
「それならこういう場面を撮れるかもしれない」
とお子さんと撮影内容のマッチングがしやすくなります。
赤ちゃんモデルの特技や好きなことは「その子らしさ」でいい
自己PRと似たような項目で問われるのが、
- 特技
- 好きなこと
- ご機嫌になること・もの
などがあります。
これも基本的にはそのままのお子さんの様子を書くほうが良いでしょう。
「大人の乾杯をマネをして、食べる前にコップを持ち上げるのが得意です」
「同じ形の積み木を選んで一列に並べることができます」
「お隣のお姉さんと手をつないで歩くのが好きです」
普段どんなことに興味があるのか、どういう様子で遊んでいるのかが問われています。
下手に気取って書いてしまうと、いざ面接でやってみてください、と言われてもできなければ信用が失われてしまいますから、あくまで等身大のお子さんの姿を伝えてください。
手書き、Webどちらも丁寧さは忘れずに
当然のことですが、手書きの場合は文字を丁寧に書きましょう。
実は文字って書く人の人柄や精神状態が思っている以上に出やすいのです。
私はモデル事務所ではありませんが、人事採用の試験官をしていたことがあって、応募書類をパッと一瞬で人柄を判断するのに参考にしていたのは「文字の丁寧さ」でした。
お手本のような綺麗な文字は求めていませんが、適度な大きさで、筆圧のしっかりした文字を書いてくる人は、面接でも「なるほど、受けごたえも丁寧だな」という印象を持ちます。
逆に文字が小さすぎたり、読みにくかったり、必要箇所が歯抜けだったりすると「この人、大丈夫かな?」と不安になったものです。
たかが個人情報の書類と思わず、「この親御さんはしっかりしている」と面接官を安心させられるような応募書類が、お子さんのオーディションに有利に働く可能性は高いですよ。
もちろん、Web応募の際も伝えたいことをシンプルにわかりやすくまとめた文章、読み手に優しい印象を与える文章だと好印象です。
注意 「私ゎ」、「~とゆうこと」、「まじですごい」のようにSNSや身内で使うような若者言葉は使わないようにしましょう。 どれだけ人柄が良くても、常識がないと判断されてしまいます。
まずは練習がてら大手のテアトルアカデミーに応募してみると良いです。
スマホやpcから簡単に応募できます。
>>無料で応募する
まとめ
赤ちゃんモデルの応募書類について、ヒントは得られたでしょうか?
今回は具体的な例を挙げながら、赤ちゃんモデル応募の志望動機やアピールポイントの上手な組み合わせ方をお伝えしました。
今は簡単にまとめられなかったり、伝えたいことがたくさんあって長文になっても構わないと思います。
目的はオーディションのためでも、大切なお子さんの将来のことですから、迷うのも当然でしょう。
用紙が1枚しかないのであれば、コピーをして試し書きしてみるのも良い手ですよ。
ご家族や友人などに相談していけば、お子さんの良いところを新たに発見できる機会になるかもしれませんね。
この記事が素敵なアピール文の手助けになれば幸いです。
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