小さい頃から声優になりたくて仕方がない!そんなあなたが最初にぶつかる壁は「声優オーディション」という狭き門に立ち向かわなければいけないということ。
その中でも一番最初に立ちはだかる壁が「書類審査」、そしてその中でも一番重要になっくるところが「自己PRの書き方」ですよね。
「どんな自己prの書き方をすると合格しやすくなるんだろう?」「声優オーディションの審査委員にはどうすればうまくアピールできるんだろう?」こんな不安って
誰でもあるのではないでしょうか?今回はそんな不安を解決する方法をわかりやすく説明教していこうと思います。
目次
書類審査の用紙は汚れていませんか?
まず初めにここがかんじん。声優オーディションの書類審査にははかなりの人数が応募するため、全ての書類に目を通すことがかなり大変な作業になってきます。
その作業の中で序盤に弾かれる可能性があるのが「書類用紙が汚れているかどうか」。中身をどんなに綺麗に書いても、もしも書類が目立つぐらい汚かったら、
誰でも嫌になると思いませんか?そしてこの汚れている書類がなぜ弾かれやすいのかというと「使い回し」と思われることがあるからなんです。
いろんなオーディションに参加したことのある方ならわかるかもしれませんが、何度も書くのがめんどくさいからもう一度同じものを使っちゃおうと、使い回した
ことはありませんか?これはバレるバレないの問題ではなく、オーディションによっては全然求めていることが違うので、その都度その内容にあったものに書き換えた方が無難です。
審査員も「汚れているものは使い回し」「だから内容がずれている可能性が高いから、見る時間が無駄」となり、見た目だけで弾かれてしまう可能性があるので注意しましょう。
書類審査の写真は全身とバストアップが基本!
引用:証明写真
書類審査用の写真のサイズは、しっかりと声優オーディションの詳細を調べて写しましょう。何百何千と書類を見る審査委員はこの写真をまず見ます。
そしてもしも、写真の写し方が違っていたら、「こんなことも調べられない子なんだ・・・」とあっさりマイナスなイメージになります。
それどころかそこから読まれない可能性だってあるのです。
こういうしっかりとしたオーディションの場合はちゃんと撮影してくれるところへ行き、「〇〇用の撮影です」といえば大抵のカメラマンは経験も豊富なのですぐに
わかると思います。今後にかなり影響のあるワンショットなのでしっかりと気を向かないように心がけましょう。
自己PRで書いた字は綺麗に書けた?
字は人間性や人柄を表すという話は聞いたことあると思いますが、特にこんな大事な書類審査で汚いとなるともはや常識はずれの人と思われてもおかしくありませ
ん。ちなみに私もペン字は苦手でかなり汚いですが(汗)今の時代はパソコンという心強いアイテムがあるので、こうして皆さんに読んでもらうことができます。
しかし、書類審査の文字をパソコンで打つのはなんか違う気がしますよね?しっかり手書きで書いたものとパソコンで書いたものを見比べると、やはり手書きの方が
気持ちもやる気も伝わってきますよね。そしてその文字が綺麗なら審査員がわも気持ちよく読めるのでこれで一歩前進ということになりますね。
書類内の言葉遣いに気をつける
書類審査ないの言葉遣いや内容が弱気でネガティブな内容だと読んでいる側としては「なんかこの子は自信なさそうだな・・・」「やる気あるのかな・・・」「元気
なさそうだな・・・」と、なんだかマイナスのイメージしか湧いてこないのでいきなり不利な状況になってしまうかもしれません。
なので書類内の言葉遣いは、全体的に前向きにポジティブに、そしてやる気のある言葉遣いで行きましょう!それだけでもぱっと見の印象も良くなるので、書類の文章を書いた後に、一度読み返してみることをお勧めします。
声優オーディションの自己PRはどういう内容が理想的なの?
自己PRと言っても普通の企業に出すようなPRではなく、ここでは「声優オーディション用の自己PR」ということが前提ですよね。周りにはたくさんのライバルがい
るということを頭に入れておきましょう。ライバルとの差別化ができるような内容、書類審査員の目に止まるような個性のある内容が書ければ良いということなんです。
そして声優オーディションの自己PRでよく見られるのが「モノマネ」「朗読」「演技」「歌」などが多いようです。やはり声優のオーディションなので「声」に関わ
るPRが多いということです。
ここで重要なことは、それらのPRをどのように書類審査に表現するのか?ということ。普通に書いてはインパクトに欠けてしまい、書類審査委員の目に止まらないつまらない内容になってしまいます。
例えば女性の特技が歌で普通に女性歌手の歌だと普通ですが、そこが「男性歌手のラップ」というだけで少しインパクトがあります。
「この子は男性に近い低めの声も出せるんだな」と書類審査委員に気にしてもらえるかもしれませんね。要するに、周りの人と少しでも違うアピールが自己PRに盛り
込まれているような内容が理想的ということですね。
今自分にできる特技や、今から特技にしておくと書類審査で強いと思われることにどんどん挑戦して、磨きをかけることも意識するといいかもしれませんね。
アドバイス
PRが無い・・・どうしよう!という人はこんな質問を頭の中でしてみてください。何かのヒントになるかもしれないので、参考までに。
・3年後どうなっていたいか
・今までで一番自分が輝いていたことは何か
・仕事をする中で一番何が大切か
・ありのままの自分らしいエピソード
・困難を乗り越えたエピソード
・あなたにとって声優はどんな存在か
差別化を図れる特技を書く
先ほどの例文はなんの変哲もないものだったかもしれませんが、やはり今回は声優オーディションの書類審査なので応募の倍率はかなり高いと思われます。ここであ
まりにも普通のことばかりを書いていると目立たなくなり、さらっと・・・流されてしまうかもしれません・・・。そんなことにならないように、自分にしか無いエ
ピソードや特技を一度紙に思いつく限り書き出してください。そしてその中で一番インパクトがありそうなものを選び、自分の中で面白く、そしてわかりや
すく表現してみてください。そうすることできっと審査委員もあなたの書類をみて「この内容は面白そうだな」と思ってくれるはずです!
アピールポイントは一点集中で具体的に書く
PRのアピールポイントはだらだらと長く何個も書くのではなく、一点集中で書くことをお勧めします。例えば特技「歌」「モノマネ」「朗読」「演技」の4つがある
のならその中でも自信のあるところを絞り出して、先ほどの例文のようにわかりやすく簡潔に説明してあげると審査委員も読みやすくなります。
4つの特技を全部だらだらと説明してしまうと、審査委員も読みにくくなり、印象も薄くなるので気をつけてください。
PRの文章構成は読みやすく!
文章構成は審査委員からみて読みやすいものにしておく必要があります。
だらだらと何が言いたいのかわからない文章や、無駄に長い文章などは読みにくいですよね。文章構成で基本となるのが序盤に結論を持ってくることです。
この基本を分かっているだけでも読みやすさはグッと違ってきます。
1まず結論を書く
2どんな場面でそれらを発揮してきたのか
3その成果としては何があったのか
4それらを今後の社会貢献にどう役立てるか
それではここで例文を少し書いてみたいと思います。
(例文は女性が書いている程です)
1まず結論を書く
例:私は歌を歌うことが得意です。特に男性ボーカリストのラップパートを歌うのが得意です。
審査委員「ん?この子は女の子なのに男性の声が出せるのか。面白そうだな」
2どんな場面でそれらを発揮してきたのか
例:この特技を生かして、学園祭や友達の結婚式などの余興として、何度か出演させてもらえる機会がありました。そして毎回皆様から大きな拍手をいただくこと
が、とても私の楽しみとなっていました。
審査委員「なるほど。実力がないとできない経験をしているな。ふむふむ」
3その成果としては何があったのか
例:私は女ながら男性みたいな低い声が出せることから、周りの方達から注目を浴びることができ、地元の歌唱力大会などにも呼ばれ優勝した経験もあります。
審査委員「優勝するほどの声、これは一度聞いてみる価値はありそうだな」
4それらを今後の社会貢献にどう役立てるか
例:この特技を生かして、今回の声優オーディションに合格することができたら、女性の声から男性の声まで幅広い役を演じさせていただきたいと思っています。
審査委員「この子は実力もありそうだし、やる気もありそうだ!一次審査合格!」
と、こんなにうまくいくかはわかりませんが(汗)なんとなくイメージは湧いてきませんかね?あくまでもこれは例文なので、もっと良いものが書けるように心がけてくださいね!
まとめ
今回のテーマは声優オーディションの自己PRとその書き方、そして書類審査で合格するための方法をいくつか書いてきましたが、少しくらいは参考になりましたか?
例文なども入れて説明してきましたが、やはり一番審査委員にインパクトを与えることができる内容は「あなたにしかない、アナアタ独自のエピソード」
が大事になってきます。頭を振り絞って、最高のPRができるように、そして合格できるように応援しています!