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オーディション必勝法

オーディションの履歴書の書き方!志望動機はどう書くのが正解?

オーディションに応募する際、誰もが通る道である書類選考。

名前や年齢、生年月日などの欄と並び、必ず記載されているのが「志望動機」と「自己PR」です。

 

履歴書やwebフォームを送る段階になって、ふと大きな空欄が目につき、

「いったい何を書けばいいんだろう、、」

と頭を悩ませてしまった方も、多いのではないでしょうか?

 

本記事では、そんな書類選考の要ともいえる「志望動機」について、書き方のポイントや例文、注意すべき点をご紹介していきます。

ぜひこの記事を参考にして、審査員を唸らせる志望動機にしましょう。

 

そもそも志望動機とは?

書類選考を突破する鍵となる、志望動機。

その名の通り、その事務所を志望する(オーディションを受ける)動機、つまり理由について記したものです。

 

簡単にいうと、

「なぜ私がこの事務所に入りたいのか」

についてまとめた文章、ということになりますね。

 

勘違いしてしまう人も多いのですが、この"志望動機"は

「自分の強み・長所をアピールする文章」である"自己PR"とは全く違うものにあたります。

 

ですので、志望動機の欄に「自分の強み」や「学生時代に頑張ったこと」などを書いてしまうと、的外れな文章になってしまいますので、

これらと混同してしまうことのないようにしましょう。

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オーディションの履歴書での志望動機の3つのポイント

志望動機が何たるものかが分かったところで、次は具体的にどのような点に気をつけて書けば良いのか、その3つのポイントをご紹介します。

 

具体的には、

 

・オーディションを受けた理由を明記

・「合格した後」のビジョンについて述べる

・今取り組んでいることについて書く

 

この3点を織り交ぜて書くと良いでしょう。

 

順に見ていきます。

オーディションを受けた理由を明記

最も重要であり、これを無くしては志望動機として成り立たないのが、「オーディションを受けた理由」です。

 

「なぜ自分はこのオーディションを受けているのか(この事務所に入りたいのか)」

を、簡潔かつ明瞭に伝えましょう。

 

そのうえで書くと良いのが、

「なぜ、数ある事務所の中でこの事務所が良いのか」

についてです。

 

芸能界には、星の数ほど様々な芸能事務所が存在します。

歴史ある老舗の事務所から、若くても勢いのある事務所、

誰もが名前を聞いたことのある大手事務所や、個性派タレントが所属する少数精鋭の事務所まで、実に様々。

 

あなたが志望する事務所は、どのようなタイプの事務所にあたるのかは分かりませんが、

きっとあなたを「志望したい」と思わせるだけの魅力があったらから、

こうしてあなたが志望しているわけですよね。

 

オーディションの審査を務める担当者は、その事務所の審査員であること、その事務所で働いていることに

やりがいと誇り、プライドを持って働いているわけですから、

 

「他の事務所ではなく、この事務所がいい」

「どうしても、この事務所に入りたい」

 

というオーディション応募者の熱意は、非常に嬉しく感じるはずです。

熱量のある志望動機で、やる気と思いを審査員にアピールしましょう。

「合格した後」のビジョンについて述べる

「なぜこのオーディションを受けているのか」その理由と共に、

「他の事務所ではなくこの事務所に入りたい」という熱意が伝えられれば、

最低限の志望動機としてはクリアです。

 

ですが、厳しい審査員の目をくぐり抜けるためには、上記に加えて

「合格した後はどうなりたいのか」

という、その先のビジョンについてもしっかりと語る必要があります。

 

例えば、

 

・どんな役作りを心がけたいのか

・演技におけるどのような点に、特に力を入れたいのか

・どんな女優(俳優)になりたいのか

・合格したら、どんなことに取り組んでみたいのか

・チャレンジしてみたいこと

 

など。

何百・何千という応募書類を見てきた審査員にとって、この「合格後のビジョン」は応募者の本気度を測る指標でもあります。

 

いい加減な、筋の通っていない適当な内容であれば、読めばすぐに分かってしまいますし、

いくら内容がきちんとしていても、初心者には無理難題な内容であったり、現実味を帯びたものでなければ、

「この応募者は、業界のことについて全く理解できていない」

と、跳ね除けられてしまいます。

 

そんな事態だけは避けたいですよね。

 

ですので、

「自分は合格後、どんな風になっていたいのか」

まずは箇条書きで片っ端からアイデアを出し、ある程度出し切った段階で、文章として組み立ててみましょう。

その上で、内容があまり突飛なものになっていないかどうか、確認すると良いかもしれませんね。

今取り組んでいることについて書く

前述の「合格後のビジョン」を語る際、

そのために今取り組んでいること」についても言及すると、より一層説得力のある志望動機になります。

 

例を挙げるとすると、

「将来は、演技力に定評のある女優(俳優)になりたいと思っています。そのために、現在は週に3回、演技指導のレッスンに通っています。」

といった形です。

 

内容としては、若干抽象的でもありますが、

「"合格後のビジョン"が口先だけのものではなく、心からそのようになりたいと思っており、そのために努力している」

という応募者の本気度が伝わりますよね。

 

このように、ビジョンを後押しする内容について書くと、より具体性があり、熱量のある志望動機となるでしょう。

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オーディションの履歴書の志望動機の例

これまで、志望動機を書くポイントについて見てきました。

これらに留意して志望動機を書いた例文を2つ、ご紹介します。

①「大手のグループ力」を志望理由にした場合

例えば、オーディションを受ける事務所は、事務所の他にも養成所や映画製作など様々な分野に事業を伸ばしており、

大手事務所ならではのグループ力が魅力に感じたとします。

すると、例文は次のように書けるでしょう。

 

"御社の、マネジメントを行う事務所だけでなく、養成所や映画製作など、幅広い事業を展開され、業界の中でもその大きなグループ力で確固たる地位を築いているという点に、大変魅力を感じました。

 

私は将来、様々な分野で活躍できる、柔軟性のある女優になりたいと思っております。

 

現在は、演技の幅を広げるために、演技指導のレッスンを週に3回行い、自主的な練習は毎日1時間、自分で動画を見ながら勉強しています。

幅広い演技が魅力の柔軟な女優になり、御社が手がけている様々な分野で活躍できるよう、精一杯精進して参ります。"

 

「御社の〜魅力を感じました」が、①事務所を志望する理由、

「私は将来〜と思っております」が、②合格後のビジョン、

「現在は〜参ります」が、③今取り組んでいること

にそれぞれあたります。

 

非常に具体的な志望動機であり、これを読んだ面接官は

「お、うちの事務所がどのようなところか、ちゃんと分かっているな」

と好印象を残すことが出来そうですよね。

 

志望動機は、具体的であればあるほど、熱意が伝わりやすくなります。

自分がなぜこの事務所に入りたいのか、入って何をしたいのかは、最低限明確にしておきましょう。

②所属タレントの思いに惹かれた場合

また、同事務所に所属している特定のタレントに憧れて志望した、というケースもありますね。

例文は、このようになります。

 

"所属している俳優の〇〇さんが、「常に挑戦したい」という熱い思いを持っていらっしゃることに、大きな魅力を感じました。

俳優というのは、常に新しいことが求められ、他の仕事と同様に現状維持が後退になってしまう仕事だと認識しております。

つい、現状に甘んじてしまいそうになる時もあるかと存じますが、そんな中、あえて「挑戦」を意識されているということが、大変印象に残りました。

 

私も将来、新しいことは恐れず、どんどんチャレンジしていける俳優になりたいと思っています。

 

そのため、元々習っていた演技のレッスンに加え、最近はダンスのレッスンも本格的に始めました。

私も〇〇さんのように、常に目標を高く掲げ、失敗を恐れず挑戦していきたいです。"

 

「所属している〜印象に残りました」が、①事務所を志望する理由、

「私も将来〜と思っています」が、②合格後のビジョン、

「そのため〜いきたいです」が、③今取り組んでいること

となっています。

 

最初の例文に比べると、数字的な根拠に少々欠けていますが、

タレントに強く共感した、という思いの伝わる志望動機ですね。

 

特定のタレントを挙げる際、もちろん選ぶのは個人の自由ですが、

事務所が特に力を入れているタレントにすると、面接官も話を持っていきやすくなるかもしれませんね。

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オーディションの履歴書で志望動機を書く際の注意点

さて、これまで志望動機を書く際のポイント、及び例文についてご紹介してきました。

最低限上記を守れれば問題ないのですが、気をつけたい注意点というものもあります。

 

どれも当たり前といえば当たり前のことですが、大きく分けて

 

・空欄にしない

・ネットから拾ったものをそのまま転用しない

・オーディション事務所を複数受ける際に使い回さない

・提出前に必ず知人にも読んでもらう

 

この4点があります。

順に見ていきましょう。

空欄にしない

これは、志望動機の書き方云々以前の問題ですが、大前提として空欄はもちろんNGです。

志望動機が空欄ということは、つまり、

「御社を志望する理由が見つかりませんでした」

と言っているのと同じことであり、非常に失礼に当たります。

 

オーディション落選は確実ですので、空欄にすることだけは避けるようにしましょう。

ネットから拾ったものをそのまま転用しない

これも当然といえば当然ですが、インナーネットのものをそのまま使用するのはやめましょう。

審査官として何百、何千もの志望動機を見てきた方であれば、それがネットのコピーであることぐらい、すぐにバレてしまいます。

 

とすると、

「この応募者は、まるでやる気がない」

「企業に対する礼儀がなっていない」

と、落とされてしまいます。

 

また、インナーネット上で例文として上がっているものは、あくまで「例文」であり、志望動機としては抽象的すぎる場合がほとんど

そのままでは使い物になりませんので、もしネットから拾ったものであるとバレなかったとしても、内容面で引っかかってきます。

 

きちんと自分の言葉で、自分のエピソードを書くようにしましょう。

オーディションを複数受ける際に使い回さない

「志望動機を毎回書くのが面倒くさい、、」

そんな風に感じ、同じ業界であればつい使い回してしまいたくなる方も、いるかもしれませんね。

 

ですが、いくら志望動機の内容が似ているからといって、毎回全く同じ内容のまま提出することはやめましょう。

 

百戦錬磨の面接官にとって、そんな内容の薄いものはすぐに

「あ、この応募者は、きっとどこの事務所でも同じ内容を書いているに違いない」

と見破られてしまいますし、

「業界内における、うちの事務所の特性すら掴めていないなんて、本当にうちへ入る気があるのだろうか」

と、志望の熱意そのものを疑われてしまいかねません。

 

また、たとえ上手くバレずに書類審査が通ったとしても、

次の面接の際に、"熱意がないこと"はすぐに相手へ伝わってしまいます。

 

今回オーディションを受ける事務所が、他の事務所と比べてどのような際立った特徴があるのかなんて、

調べればすぐに分かることですよね。

 

使い回すなんてことだけは、やめるようにしましょう。

提出前に必ず知人にも読んでもらう

時間をかけて、きっちりと自分と向き合い、丁寧に書き上げた志望動機。

いくら頑張って作ったものとはいえ、これで本当に大丈夫なのだろうか、やはり不安ですよね。

 

そんな時は、友人や知人、家族などに読んでみてもらいましょう。

 

面接官ほどの知識はもちろん有していないにしても、

読んだ時にどのような印象を受けるか、

どの文章が魅力的に感じたか、など

客観的な意見を聞くことができます。

 

自分の思いが、そのまま読み手に伝わっていれば良いのですが、そうでない場合ももちろんありますよね。

頑張って書いたつもりの文章でも、

もしかしたら何を書いているのか分かりづらかったり、

予想とは相反する感想を持つことだってあり得ます。

 

志望動機は提出する前に、できるだけたくさんの人に読んでもらい、

純度と精度を高め、

誰が読んでも思いの伝わる志望動機に仕上げましょう。

参考記事

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オーディションの履歴書で志望動機を書く時に避けたい内容

最後に、志望動機で書くことは避けたい内容、

つまり言及しない方がよい事柄についてご紹介します。

 

具体的には、

 

・「何でも頑張ります」

・「勉強したいです」

 

この2つです。

 

というのも、

あまりに内容が抽象的すぎてしまったり、

事務所を"利用手段"としてしか見ていない印象を与えてしまうからです。

抽象的すぎる「何でも頑張ります」

熱意をアピールするために、書いてしまいがちなのが、この「何でも頑張ります」という言葉。

もちろん、やる気があるのは十分に伝わるのですが、面接官の中には

「一体何を頑張るんだろう」

と、思われてしまう可能性もあります。

 

言い方が厳しいようですが、

業界初心者の場合、いきなりどの分野も上手くやることは不可能ですよね。

 

ですので、例えば

「特に、指先や目の動きといった細かな演技を頑張りたいです」

と、もう少し具体的な内容を書くようにしましょう。

判断に困ってしまう「勉強したいです」

オーディションを受ける事務所は、あくまでマネジメントがメインの"事務所"であって、学校ではありません。

もちろん、中には養成所を併設しているところも多くあるようですが、その場合は部署が分かれていたりしますよね。

 

事務所が、新たに新人タレントを募集する理由。

それは、新人タレントを雇用することで、事務所のさらなる経済的・社会的発展を目指しているからです。

 

つまり、新たに給与の支払いが発生したとしても、

そのタレントが事務所の看板タレントとして人気が出たら、あとで大きな見込みが得られるからなのです。

いわば、タレントへの(先行)投資とも言えますね。

 

そんな中、事務所への所属を志望している応募者が、その理由として

「勉強したいから」

と言ってしまえば、面接官はどんな気持ちがするでしょうか。

 

「うちは(営業利益も追っていかなければいけない)事務所であって、教育機関ではない」

と思われてしまっても、仕方がないかもしれません。

 

もちろん、オーディション応募者のほとんどに、そのような意欲もあることは、面接官も百も承知。

 

「(事務所を)利用したい」

と思っている応募者がいるかもしれないことだって、面接官にはわかっています。

 

ですので、そのようなマイナスの印象を与えかねない文言を、

わざわざ「志望動機」として文章にする必要はありません。

 

応募者と面接官、両者にとって

気持ちの良い志望動機を目指したいものですね。

 

本記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

志望動機の書き方のポイントや例文、注意すべき点についてご紹介しました。

 

<本記事のまとめ>

 

・志望動機とは「その事務所を志望する(オーディションを受ける)動機、つまり理由について記したもの」であり、自己PRとは根本的に異なる

・志望動機の3つのポイントとしては、①受けた理由を明記 ②「合格した後」のビジョンについて述べる ③今取り組んでいることについて書く を意識すると良い

・志望動機で気をつける注意点としては、空欄にしない ②ネットから拾ったものをそのまま転用しない ③使い回さない ④提出前に必ず知人にも読んでもらう がある

・また抽象的な内容は避け、具体的かつ熱意の伝わる内容にすると良い

 

繰り返しにはなりますが、

面接官が読んでいて気持ちの良い、熱量のある志望動機にし、

書面からでも良い印象を持ってもらえるよう、意識しましょう。

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